最終更新日:2024年9月17日
※自治体ごとに示し、自治体の並び順は五十音順です。
※一覧の見方に関しては、こちらをご覧ください。
目次
市川三郷町
大月市
【食事】桔梗屋東治郎 大月店
大月駅ロータリー前にある信玄餅の桔梗屋がやっているお店。まさか我が家から電車で40分の場所で山梨の郷土料理が食べられるとは思わなかった。また行きたい。


甲斐市
甲州市
首洗い池

20141012
甲府市

上の平遺跡
うえのだいらいせき
上の平方形周溝墓広場
方形周溝墓群の復元を見られる場所としては国内最大級で、ホーケーシューコーバー垂涎の遺跡。
発見された数は現地説明板によると128基(考古博物館のパネル展示では125基)で、築造時期は弥生時代末期の2世紀末から3世紀前半にかけて。四隅の一か所に陸橋を残すタイプがほとんどだが、陸橋の方位は遺跡全体で統一が取れているわけではない。住居跡は見つかっておらず、ここは完全な墓域であった。かなりの密集度を示し、切りあいも多いが、切りあっている場合も周溝までで丘を潰してその上に新たな墓を作ることはしていない。
表示されているのはそれらのうちの35基。最大規模の1号墓(約23m×約18m)とその周辺の2号墓、3号墓は当時の様子に近いイメージで復元され、残りの32基は植栽によって表現されており、迷路遊びができるようになっている。
圧倒的な景観には興奮を禁じ得ない。
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20210528A
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20220420A
20220929A
45
小平沢古墳
こひらさわこふん
上の平方形周溝墓広場
🅿なし
🚻なし
説明板も標柱もない。
山梨県で唯一の前方後方墳にして4世紀初頭頃に築造された県内で最古の古墳。
前方後方墳によくある山頂の立地で、とくに整備はされておらず、冬であれば藪が薄いため墳丘に登ることができる。
S字甕が出土していることから、栄えある甲斐初の古墳は東海勢力の末裔が築造した模様だ。様々な出自の勢力が甲府盆地での覇権を争った中、4世紀初頭の頃には東海系勢力が一歩抜きに出た存在であった可能性が高い。
20191128

169
甲斐銚子塚古墳
かいちょうしづかこふん
曽根丘陵公園内に所在
🅿あり
🚻あり
丸山塚古墳の西側にある墳丘長169mを誇る山梨県最大の前方後円墳。築造された4世紀後半の時点では東日本最大の規模を誇り、ヤマト王権の東国への勢力伸長を考察する上ではこの上なく重要な古墳。
いつ訪れても綺麗に整備されており、ここを初めて訪れた多くの方が、「山梨にもこんなに大きくて綺麗な古墳があったんだ!」と感動する。
出土遺物は、山梨県立考古博物館に展示してあるが、銅鏡などのとくに良い物は東京国立博物館が所蔵しており、一部を展示している。
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20181201C
20181223C
20190313C
20190321C
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20210731A
20220420A
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72
丸山塚古墳
まるやまづかこふん
曽根丘陵公園内に所在
🅿あり
🚻あり
5世紀初頭に築造された径72mの山梨県最大の円墳。県内では5番目に大きい古墳となる。
円墳でこのサイズは全国的に見ても大きく、おそらく全国で13位となる。
中道地域で築造された最後の大型古墳で、この次代に築造された、かんかん塚古墳は径26mの円墳であり丸山塚古墳と比べるとかなり小さくなる。
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26
かんかん塚古墳
曽根丘陵公園内に所在
🅿あり
🚻あり
県立考古博物館に隣接して多くの遺跡があるが、博物館を出て歩き始めると、まずは古墳時代中期の円墳である「かんかん塚古墳」と中世の塚である「さかづき塚」が並んで現れる。
かんかん塚古墳は 5 世紀後半に築造された径 26m
の円墳で、5 世紀前半に築造された丸山塚古墳の
72m と比べてかなり小さくなっている。
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13
さかづき塚
曽根丘陵公園内に所在
🅿あり
🚻あり
紛らわしいが、古墳ではなく中世の塚。16世紀頃の鉄鏃が出土しており、信仰に関する塚と考えらえているが、古代の墓域に造っており非常に興味深い。
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26
岩清水遺跡1号墓
曽根丘陵公園内に所在
🅿あり
🚻あり
円墳状のものが3基並んでいるが、1号墓と2号墓は古墳時代中期に築造された墓で、研究者によって円形周溝墓と呼んだり低墳丘墓と呼んだりしている。
もう5世紀だし、古墳で良いのではないか?
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30
岩清水遺跡2号墓
曽根丘陵公園内に所在
🅿あり
🚻あり
2号墓の直径は約30mで、1号墓ともども円形周溝墓としたら最大級のものになる。古墳時代中期に至ってもこういった墳墓を古墳と呼ばず、周溝墓と呼んだり、低墳丘墓と呼ぶということは、一線を越えることのできない何かが存在するのかもしれないが、全国的基準で見たらもはや古墳と考えて良いと思う。
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30
岩清水遺跡3号墓
曽根丘陵公園内に所在
🅿あり
🚻あり
3号墓は弥生時代後期の円形周溝墓。とても小さくて可愛らしいので、登るのが可哀そう。
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八乙女古墳石棺移築
曽根丘陵公園内に所在
🅿あり
🚻あり
山梨県立考古博物館の駐車場から建物に向かう途中には、「古代の広場」という遺構展示ゾーンがある。
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20220420A

武田氏館跡
武田氏三代が本拠とし
た館。現在見られる状態
は、近世に徳川氏が入っ
てきてから改修され、さ
らに神社建設で改変され
た状態。
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20141012
20200319
20201108C
20240413A

武田神社
祭神は武田信玄。

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20201108C
20240413A

甲府市武田氏館跡歴史館(信玄ミュージアム)


20201108C
20240413A

要害山城跡
甲府が敵から攻められる事態が想定された場合は、武田氏館跡から北に 2㎞の地点にある要害山城に籠城するようになっていた。石積みを含め、当時の遺構が良く残っている。
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20240413A

山梨県護国神社

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大泉寺の武田信虎公像
大泉寺境内にある

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法華寺

20200319

甲府駅北口の武田信虎像


甲府駅南口の武田信玄像


山梨県立考古博物館
やまなしけんりつこうこはくぶつかん
甲府市下曽根町923
055-266-3881
月曜休館
9時~17時
一般220円
⇒公式サイト









鳥居原狐塚古墳出土・赤烏元年銘神獣鏡(複製)とその復元品
旧石器時代から近世甲府城跡までの各時代の遺物が大集合しており、とくに縄文時代と古墳時代の展示は質量ともに素晴らしい。
楽しくて仕方がないため油断しているとすぐに時間が経過するため時間がない場合は気を付けよう。
ザーッと流すだけなら1時間、少し落ち着いて見るのなら2時間、じっくり見るのなら3時間。たまに開催している企画展も素晴らしいことが多いため、場合によってはプラス1時間必要か。
何度訪れも飽きないし、また行きたいと思う博物館だ。
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山梨県立美術館


たまたま、縄文展を開催していたので訪れた。県内の優れた遺物が集まっていたが、小川忠博さんの写真を巨大に引き延ばした展示も素晴らしかった
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20220929A
【食事】宮古
山梨県立考古博物館を見学するときのランチには、博物館の道路向かいの「宮古」がお勧め。ヴォリューム満点のランチがいただけます。山梨はほうとうが有名ですが、夏は冷たいうどんも美味しいですよ。


【ラーメン】げん
湯村ホテルの近くにある。ラーメン屋だけど飲みメニューが豊富。大将がワンオペでやっているがとても接客が上手で気持ちよく食事ができる。



【ラーメン】中華そばイッキュー
甲府駅南口にある。背脂のつけ麺は、少し甘めで刻みタマネギが入っているのがグッド。麺はツルツルタイプで、個人的にストライクなつけ麺。


【ラーメン】匠庵
甲府駅南口には煮干しラーメンの「匠庵」があります。つけ麺好きならつけ麺をチョイスしましょう。飲んだ後でもいけます。
※残念ながら閉店してしまいましたが、お気に入りの店だったので思い出として掲載しておきます。

【食事】奥藤本店
山梨に来たら必ず食べたくなるのが「鳥もつ煮」です。甲府駅近くの飲み屋でも食べられるので飲みながらでもいいですし、ランチでしたら「奥藤(おくとう)本店」がおすすめ。
手打ち蕎麦と鳥もつ煮の定食や、鳥もつをご飯と一緒にたらふく食べたいなら、鳥もつ丼がお勧め。鳥もつ丼の大盛は結構ご飯が多い。ランチタイムは行列に並ばないといけないかもしれない。



【ホテル】湯村ホテル
甲府駅近辺は意外とホテル代が高い。そんななか、少し駅から離れた場所で良ければ、湯村温泉にある湯村ホテルがお勧め。夕飯や朝飯を付けても、1500円くらいのプラス。部屋も綺麗だし源泉かけ流しの温泉も良かった。駐車場代が無料なのも嬉しい。
なお、AICTで4名で泊まったときは、4名全員高評価だった。


都留市
韮崎市

藤武神社
新府城跡に所在し、「お新府さん」と地元で親しまれている神社。山梨県神社庁HPが引く文化3年の拝殿改築の棟札によると、藤井庄と武田庄とを前後に見下す所に在るので藤武神社といい、新府城築城と共に城内稲荷郭に鎮守として祀ったが落城とともに焼失。その後、家康が再興させたという。

20141011
20160220
20240413A

韮崎市立民俗資料館


20240413A
【食事】青竹食堂
「食堂」という店名だが、ランチタイムはラーメンや焼きそばをとくに推している。
韮崎市龍岡町334-6
0551-22-2210


笛吹市

花鳥山遺跡
はなとりやまいせき

縄文時代前期後半の集落跡で、リニアモーターカーの実験線が見下ろせる「笛吹市 リニアの見える丘」の隣。
出土遺物は山梨県立考古博物館で見ることができる。
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20181201C
20181223C
20190313C
20190321C
【鉄道】笛吹市 リニアの見える丘
花鳥山遺跡からはリニアモーターカーの実験線が見下ろせる。


一の沢遺跡
いちのさわいせき


山梨県立考古博物館の人気者・いっちゃんが出土した縄文時代中期を中心に展開した集落跡。ただし、説明板も標柱も立っていない。
20191128
40
亀甲塚古墳

現状では円墳に見えるが、元々は前方後円墳か帆立貝形古墳であったことが古墳の名前から推定できる。
『帝京大学文化財研究所研究報告第19集』所収「山梨県笛吹市亀甲塚古墳の研究」(櫛原功一/著)によると、墳形に関しては「現段階で言及するのは厳しい」とするものの、「あえて推測するならば」として、内径32mの周溝の内側に直径25m以上、高さ4m程度の後円部をもつ全長40m以上の前方部が低平な前方後円墳と考えられるとしており、その築造時期は、3世紀後半から末としている。
果樹園の中にあるため、所有者の許可をいただいて見学しよう。
20191128
92
岡銚子塚古墳
おかちょうしづかこふん
甲斐銚子塚古墳の弟分のような雰囲気を漂わせる前方後円墳で、墳丘長は92mある。
甲府盆地はなんとなく古代から一つのまとまりであったように考えがちだが、甲斐銚子塚古墳のある中道地域とは別に、この地域では、もし亀甲塚古墳が前期前半の築造となると、中道とは別系統の勢力がいて、岡銚子塚古墳がその系譜に連なる可能性が高い。ただし、両者が並び立っていたとしても、墳丘の大きさからすると中道の勢力の方が力があったと想定できる。
この古墳からも甲斐盆地の素晴らしい眺めが見られる。
92m(説)
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23
盃塚古墳
岡銚子塚古墳のすぐ隣には、23mの円墳である杯塚古墳がある。
前方後円墳の横にその前方後円墳と比べても釣り合う大きさの円墳を配置するのは、甲斐銚子塚古墳と丸山塚古墳も同じで、全国を見渡しても散見できるため何か意味がありそうだ。
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20210528A
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56
竜塚古墳
5世紀に築造された56mの大型方墳で、この時代にこれだけ大きな方墳は全国的に見ても珍しく、多くの謎を秘めた古墳。
もし戦国時代にこの場所から眺めることができたら、信玄の軍勢が移動する様子が見られたであろう。
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姥塚古墳
南照院の境内にある円墳。横穴式石室が開口しており、その長さは15mもあり、全国的に見てもトップクラスの大きさの石室。玄室には入れないが、前室までは入れるため、その巨大さに驚いていただきたい。
※2021年7月31日に訪れた時は、崩落の危険があるのか、入室禁止になっていたが、翌年4月には復活していた。
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國立神社


姥塚古墳のすぐ近くにある神社。
山梨県神社庁のサイトによると、『甲斐国志』に国常立尊を祀るとあり、一説に国庁(国衙)に関連して創建されたともいわれている。また、同じ笛吹市の一宮町塩田にも国立神社があり、そちらは、国常立命とともに甲斐国造・塩海足尼が祀られている。
拝殿の前に立石があるのが面白い。
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13
経塚古墳
きょうづかこふん
中部地方で唯一の八角墳。八角墳は、古墳時代終末期に天皇の墓にも採用されたデザインだが、なぜ甲斐にそれがあるのか、考えてみよう。
石室は開口しているが、柵があって中には入れない。
対角長13m(説)
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甲斐国分寺跡
甲斐国分尼寺南側のより標高の高い場所にぼ隣接して造営された。
丘陵北側斜面にあるため、四神相応ではないが、やはりとても気持ち良い場所。
塔跡、金堂跡、講堂跡などに礎石が残っているが、石垣や水路が随所にみられるが、近代まで畑として利用されていた名残であろう。
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20220420A

甲斐国分尼寺跡
北側には現代の甲州街道が走り、「石」交差点から南下したすぐの場所にある。南へ歩いてすぐの距離に国分僧寺跡があるが、尼寺跡の場所の方が標高は低い。
金堂跡と講堂跡の基壇が分かり、礎石が残っている。
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20220420A
釈迦堂遺跡博物館
しゃかどういせきはくぶつかん
笛吹市一宮町千米寺764
0553-47-3333
9:00~17:00
火曜・祝日の翌日休館
一般400円
⇒公式サイト
中央高速の釈迦堂PAを作る際に発掘調査がなされた縄文時代の集落跡である釈迦堂遺跡から出土した遺物を展示する博物館。釈迦堂PAに車を置いたまま歩いて行くこともできる。
普通の縄文遺跡からはそれほど見つからない土偶がここでは1166点も見つかり、三内丸山遺跡の土偶の数(2000 点以上)が明らかになるまでは国内で最も多くの土偶が出た遺跡だった。
2020年にリニューアルオープンし、さらに展示が洗練され、とくに土偶の展示は圧巻。水煙文土器などの大型土器の優品を多く見ることができるのもこの博物館の魅力だ。
じっくり見るなら最低でも1時間は欲しいし、企画展や特別展をやっている場合はその時間も勘案して見学時間をスケジューリングしよう。
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山梨県立博物館
笛吹市御坂町成田1501-1
055-261-2631
火曜休館
9:00 ~ 17:00(16:30)
山梨県について広汎な知識を得ることができる。考古系の展示はあまりなく、縄文土器は2点のみ。中世以降の展示が豊富で、親子連れで楽しめる体験ゾーンがある。展示室内は撮影NG。
【食事】ワイナリーレストラン ゼルコバ
笛吹市一宮町南野呂624
0553-47-4624
たまには贅沢をして、笛吹市内の「ゼルコバ」のフレンチはいかがでしょうか。ランチだったらリーズナブル。本当はワインも一緒に飲めれば良いですが、車で探訪しているときは無理ですね。予約してから行きましょう。
⇒ゼルコバ公式サイト




北杜市

金生遺跡
北杜市大泉町谷戸105
縄文時代、平安時代、中世の遺構からなる複合遺跡。
縄文時代は、後晩期の建物跡と配石遺構が見つかっており、とくに配石遺構が興味深く、土壙を掘って石棺を安置し、その周辺に配石をしたり、あるいは円形の配石の真ん中に石棒を立てていたりする。墓でもあるし、祭祀場でもあったと思われるが、そのすぐ隣では住居跡が見つかっている。
復元されている住居は普通に見られる縄文時代の住居とは雰囲気が違く面白い。なお、縄文後晩期の八ヶ岳山麓は遺跡が少ない。
20220730A
20220918A
20240820A
南アルプス市
南アルプス市ふるさと文化伝承館
南アルプス市野牛島2727「湧暇李の里」内
055-282-7408
9:30~16:30
木曜休館
入館無料
⇒公式サイト
南アルプス市の歴史について紹介した施設。1 階は古墳時代や中世などを紹介。南アルプス市域は地形的な関係で昔から川をどう治めるかが課題だったが、それについて詳しく解説している。
2階には縄文時代の考古遺物の展示があり、メインは山梨県鋳物師屋遺跡出土品として国の重要文化財に指定されている遺物の数々。
それらの中で、有孔鍔付(ゆうこうつばつき)土器の「ぴーす」と土偶の「ラヴィ」はとくに人気者。
有孔鍔付土器は、酒造り用土器説と太鼓説がある。実際両方に使用できる。ぴーすのような人体文様付きは珍しい。また、ラヴィは、高さ 25.5㎝で山梨県最大の土偶。中期前半の所産で、住居跡床面から見つかり、ほぼ完形だった。円錐形をしており、中は空洞で、土鈴のように本来は内部に土玉か何かを入れて振ると鳴る物であった可能性が高い。
スタッフの方が親切に展示解説をしてくれるのも魅力。1階のミュージアムショップには拘りのグッズも売っているのでぜひ見てみよう。また、無料のパンフレット類がたくさんあるのも嬉しい。
スタッフの解説を聴きながらじっくり見るのなら、見学時間は2時間は確保して訪問しよう。
なお、重要文化財に一括指定されている遺物は、完形の土器類 30 箇、土偶残欠 22 箇、土製耳飾 1 箇、土製円盤 102 箇、石斧・石鏃等の石器類 46 箇である。
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20230923A
20240821A
身延町

円実寺

20040418

波木井城跡


20040418
探訪懸案箇所
・北杜市郷土資料館
・大丸山古墳
・万寿森古墳
・物見塚古墳
・鋳物師屋遺跡