ひらいちくいちごうこふん 24m 6世紀後半

 

藤岡歴史館の近くにある

藤岡歴史館か七輿の門・駐車場を起点にして七輿山古墳などと一緒にめぐると良い

 

 

現地説明板

現地説明板(2022年6月4日撮影)

 

解説

※本項の写真は、特に断りが無い限り2022年6月4日にAICTで訪れた時に撮影したものです

 七輿山古墳から宗永寺石棺を見て、平井地区1号古墳がある丘に登り始めると、前方に1本の木をはやした墳丘が見えてきました。

 この周囲には4基の円墳がありますが、我々を出迎えてくれたのは平井地区1号古墳です。

 説明板によると、6世紀後半に築造された径24mの円墳で、珍しく北側に開口する横穴式石室を備えています。現在では開口部は分からなくなっています。

 埴輪類をはじめとして、結構多彩な遺物が見つかっていますね。

 こちらがすぐ隣にある平井地区2号古墳。

 そして、平井地区2号北古墳。

 この2基の詳細は分かりません。

 では、つづいて皇子塚古墳を見てみましょう。

 

関連施設

 藤岡歴史館には、平井地区1号古墳から出土した2振の環頭大刀の復元が展示してあって素晴らしいです。

 こちらは、金銀装環頭大刀。

 鞘まできらびやかです。

 そしてこちらは、銀象嵌円頭大刀。

 柄の部分に見事な銀象嵌が施されていますね。

 貴方はどちらの大刀がお好みですか?

 

参考資料

現地説明板
『群馬の古墳物語 下巻』(右島和夫/著・2018)P.112~