最終更新日:2024年11月11日
※自治体ごとに示し、自治体の並び順は五十音順です。
※一覧の見方に関しては、こちらをご覧ください。
目次
倉吉市

阿弥大寺古墳群
倉吉市下福田
弥生時代後期前半に築造された四隅突出型墳丘墓が3基見つかっている。突出部を含めた長さは、1号墳が約17.8m、2号墳が8.8m、3号墳が7.8mで、墳丘斜面と突出部には河原石が貼られていた。よすみの中では古い方だと考えられている。ただし、現在は埋め戻して保存されていて、見ることはできない。倉吉博物館に出土品が保管されている。
なお、鳥取県内では、よすみは10の遺跡から計13基みつかっている。
20241103A
?
18
三明寺古墳(岩屋延命地蔵尊)
横穴式石室の全長は8・3mで、玄室は両袖式。玄室の奥壁に接して、板石を組み合わせて石囲いを造っており、肥後地方に多い石屋形の系譜に連なるものではないかと考えられている。
20241103A
35
福庭古墳
波波伎神社境内に所在する径35mの円墳。横穴式石室は、玄室・前室・羨道からなる複室構造で切石積み。石室は全長9.5m。玄門近くの玄室床面には、屍床との仕切石が設けられている。
20241103A

倉吉博物館
倉吉市仲ノ町3445-8
0858-22-4409
9:00~17:00(16:30)
月曜休館
倉吉市の歴史について解説した博物館で、考古遺物も展示している。
中途半端に見返った鹿の埴輪や、少し頭を下げてうなだれているような馬の埴輪など、面白遺物も展示しているが、写真撮影NGなのが痛い。
20241102A
智頭町

智頭枕田遺跡
智頭町智頭1875(智頭町保健・医療・福祉総合センター)
縄文時代中期末から後期初頭にかけての大規模な集落跡が見つかった中国地方最大級の縄文遺跡。
早期、中期末から後期初頭、それに晩期にそれぞれ画期があり、それらの時期の遺物が豊富に出ており、智頭町埋蔵文化財センターで見ることができる。
現地は特に見られる物はなく、説明板もないのがもったいない。説明板設置の予算付かないかなあ。
20241101A

智頭町埋蔵文化財センター
智頭町埴師54(旧土師小学校内) 10:00~16:00
土日祝休館
主として智頭枕田遺跡出土の遺物を展示。土器の優品を見ることができる素晴らしい施設。考古マニアであれば鳥取を訪れた時は必ず訪れよう(ただし平日のみのオープンなので注意)。
20241101A
鳥取市

青谷上寺地遺跡
弥生時代を中心とした集落遺跡。人の脳の化石がみつかったことで有名。多種多様な遺物が出土し、そのうちの1350点以上が国の重要文化財に指定され、「地下の弥生
博物館」の異名を持つ。とくに木製品が俊逸なので重要文化財棟でじっくり鑑賞して欲しい。
なお、公園はまだ全部はできておらず、最終的には2029年に完成予定。
20230423A
20241102A

青谷かみじち史跡公園・ガイダンス展示室および重要文化財棟
鳥取市青谷町吉川17
0857-32-8415
9:00~17:00
第4月曜日休園
2024年春にオープンした施設。従来あった展示館がなくなり、展示はこちらで行われている。
20241102A
13
坊ヶ塚古墳
鳥取市広岡
丘陵東斜面の裾部に立地する100基ほどからなる広岡古墳群の一基。径約13mで墳高は約3.3m。鷺山古墳と同様、「中高式」と呼ばれる横穴式石室を備える。
壁面には多くの線刻が見られ、特に羨道右側壁に刻された弓を引く人物は写実的と評価されているらしいが、確認できなかった。
20241103A
17
梶山古墳
鳥取市国府町岡益
変形八角形墳と言われる古墳で、一辺40mほどの墓域の中に対角長17mの古墳がある。古墳の前には、祭祀場として使われた方形壇が玄武岩を使った石垣で3段に築かれている。
横穴式石室は、玄室・前室・羨道からなる複室構造で全長は約9m。玄室奥壁には、中国地方で初めての発見となった彩色壁画が施されている。
横穴式石室は毎年10月の第1土曜・日曜に公開される。因幡万葉歴史館にレプリカがあるので、細かく見たい場合はそれで確認しよう。
20230423A
20241102A

因幡万葉歴史館
鳥取市国府町町屋726
0857-26-1780
9:00~17:00(16:30)
月曜休館
近くには因幡国府跡や国分寺跡があり、「万葉」を銘打った施設名の通り、それらの展示が中心で、国司として赴任してきた大伴家持を大きく取り上げている。また、梶山古墳などの古墳についての展示もあり、なかなか素晴らしい展示なのだが、写真撮影NGなのが残念。
20230423A
20241102A

鳥取県立博物館
鳥取市東町2-124
0857-26-8042
9:00~17:00(16:30)
月曜休館
総合博物館。常設展示としては、歴史と民俗の展示室があり、旧石器時代から近現代まで幅広い展示がある。
20241102A
湯梨浜町
100+
橋津(馬ノ山)4号墳
前方後円墳5と円墳19基からなる馬ノ山古墳群の1基。現在の墳丘長は88mだが復元すると100mを越えていたと考えられており、山陰地方で2番目の大きさとなる。
20241103A

ハワイ風土記館
湯梨浜町上橋津710-2
9:00~16:00
月曜休館
埴輪と城を合体させたイメージの建物内に歴史関係の展示が少しある。展望所からは東郷池や馬ノ山古墳群を見下ろすことができる。
20241103A
110
北山古墳
中期に築造された墳丘長110mを誇る山陰最大の前方後円墳。発掘調査によって後円部墳頂で竪穴式石槨と考えられる主体部と箱式石棺が確認され、石棺からは人骨のほか龍虎鏡、刀、玉類等の副葬品が多数出土した。墳丘からは古墳時代中期前葉の埴輪片が採取されている。
20241103A
米子市