2019年3月7日

墳丘長250m
後円部3段、前方部は推定で2段。
桜井茶臼山古墳には円筒埴輪は並べられておらず、西殿塚古墳には特殊器台形埴輪と円筒埴輪、メスリ山古墳では円筒埴輪となります。
後円部中心に長さ8.06mの竪穴式石室があり、内部は板石をほぼ垂直に小口積みして壁を作っています。天井石は8枚。粘土による棺床の上に長さ7.5m以上の長大な木棺が据えられていた形跡があります。
石室の周囲を2列の巨大円筒埴輪が隙間なく並べられていましたが、2列の円筒埴輪列の東側の間には未盗掘の副室が見つかっています。
円筒埴輪で最大のものは高さ2.42mで、列島最大です。