【高知県と愛媛県西部の縄文・古墳】11/27~29【3日間】土佐三大石室と上黒岩遺跡 <第N次AICT>

 

講座概要

 高知県はあまり古代遺跡のイメージがないかもしれません。確かに古墳は四国地方の他県と比べて影が薄いのは事実ですが、「土佐三大石室」と称される立派な石室墳が残っており、それらの石室は常時開口しています。

 そして高知県から愛媛県西部にかけての山地には洞窟遺跡などの縄文遺跡が豊富にあり、愛媛県久万高原町の上黒岩遺跡は特に著名で、実は西日本(近畿・中国・四国地方)を代表する縄文遺跡地帯なのです。

 そんな四国南西部に観光旅行ではなく、遺跡めぐりで行ってみましょう。

 ※郷土料理など、食べたいものがあれば仰っていただければお店を探しておきます。

 ※本現地講座を企画した段階では、各館の休館予定はチェックしていますが、もし臨時休館になってしまった場合は、他の箇所で代替させていただきます。

 ※各館に展示してある遺物に関しては、タイミングによっては他館へ貸出している可能性がありますが、その場合はご了承ください。

 ※本現地講座は自動車を使用します。

 

本講座のテーマ

 AICTの掲げるテーマの内、本講座は主として「◎」に該当します。

旧石器時代日本人のルーツと列島文化の始まりを探る
縄文時代土器と土偶を楽しもう・列島各地の多様な縄文文化に触れる
弥生時代列島各地における国ぐにの発生と邪馬台国の謎を追う
古墳~飛鳥時代リアル日本書紀・ヤマト王権の確立と古代国家成立への軌跡を探る
古墳~飛鳥時代列島各地の古墳をめぐろう・諸国古墳探訪 土佐・伊予編
奈良~平安リアル続日本紀・列島各地に残る律令国家を見る

 

開催日

11月27日(金)~29日(日)(7月3日追記)

10月16日(金)~18日(日)あるいは、11月27日(金)~29日(日)で希望の方がいらっしゃるので、そこで考え中です(6月30日追記)

11月13日(金)~15日(日)

※少しずらすこともできますが、12月になると雪の心配があるため、できれば11月中に催行したいです。

※せっかく高知に行ったのなら現存十二天守の高知城などへも訪れたほうが良いのですが、本行程には含まれていません。ご希望があれば、行程に含まれていない箇所を開催前日にご案内します。別途追加料金をいただくことになりますが、時間をお金で買いたい方はお気軽にご相談ください。

 

集合場所と出発時刻

高知空港 到着ロビー 9:55集合

以下の飛行機がちょうど良いです。

羽田空港 8:10発 高知空港9:40着 ANA561便

 

宿泊場所

1泊目 高知駅駅近く
2泊目 宇和島駅近く

 

解散場所と帰着時刻

以下の飛行機に乗れるように高知空港に戻ってきます。

高知空港 18:20発 羽田空港 19:40着 ANA570便

この次はこの便です。
高知空港 18:55発 羽田空港 20:25着 JAL498便

 

昼食

探訪途中で臨機応変に食べます。

 

主な探訪箇所

※探訪個所は変更になる可能性があります
※行程は結構パンパンなのでリクエスト箇所は受けられない可能性が高いです(上述したオプションをご利用ください)

 


龍河洞|高知県香美市

 日本三大鍾乳洞の一つ。国史跡でかつ国天然記念物。所要時間40分ほどの見学コースを歩きます。鍾乳洞の中には弥生遺跡もあって、弥生人が置いていった壺を見ることができます。

 


高知県立歴史民俗資料館 |高知県南国市

 高知県の歴史を総合的に解説した資料館。考古遺物の展示もあります。でも、推しは長曾我部元親でしょう。

 

28×22m
小蓮古墳|高知県南国市

 土佐三大石室の1基。6世紀後半に築造された南北28m×東西22mで高さ7mの円墳。常時開口している横穴式石室の長さは10.8mあり、高知県最大です。

 

14m
明見彦山1号墳 |高知県南国市

 土佐三大石室の1基。形状は円墳あるいは方墳で終末期の築造です。常時開口している両袖型の横穴式石室の長さは8.96mあり、そのうち玄室の長さは5.64m、幅は2.16m、高さは2.26mあります。

 

5m
明見彦山3号墳 |高知県南国市

 6世紀後半に築造された径5mの小さな円墳ですが、両袖型の横穴式石室が開口しており、中に入ることができます。

 


朝倉古墳|高知県高知市

 土佐三大石室の1基。封土の多くは無くなっていて、常時開口している横穴式石室の石材が露出しています。両袖型の玄室を持つ堂々たる巨石墳です。遺物はまったく知られていないようですが、石室の特徴から7世紀前半の築造と考えられています。

 


居徳遺跡群|高知県土佐市

 縄文時代後期から古墳時代にかけての複合遺跡。縄文時代晩期には亀ヶ岡文化の流れの土器も出土しており、その直後の弥生時代初頭には遠賀川式土器も出土していて、縄文時代から弥生時代の流れが分かる遺跡です。ただし、現地には説明板が立っているのみです。

 2025年10月の佐賀・長崎の現地講座の際、吉野ヶ里遺跡にて居徳遺跡群から出土した遺物の展示が行われていたのを見学しています。

 


不動が岩屋洞窟|高知県佐川町

 隆起線文土器が出土した洞窟遺跡。つまりは縄文時代草創期の遺跡で、四国地方では後述する上黒岩遺跡などと並んで最古級の縄文遺跡です。 

 


上黒岩遺跡|愛媛県久万高原町

 本サイト内の「縄文時代草創期」のページにも書いていますが、縄文時代草創期を主体とする遺跡で、線刻礫の出土で全国的に著名です。草創期の中でも前葉の隆起線文土器が出土しており、遺物は、上黒岩遺跡考古館に展示しています。

 


上黒岩遺跡考古館|愛媛県久万高原町

 上黒岩遺跡について詳しく展示・解説している施設。草創期の土器のほか、線刻石も展示しています。

 


鬼北町 歴史民俗資料館|愛媛県鬼北町

 民俗展示が中心の資料館です。なお、「鬼」が自治体名に入ってるのは、現在は鬼北町のみです。鬼好きには堪らない場所ですよ。私も鬼好きですが、鬼嫁はもういいです。

 


穴神洞遺跡|愛媛県西予市

 縄文遺跡でかつ観光用の鍾乳洞でもありますが、鍾乳洞奥の縄文時代の住居跡で今年の6月に落石があったということで、可能な範囲を見学します。

 


岩蔭洞穴(中津川)遺跡|西予市

 縄文時代の早期・前期・後期の遺物が検出され、穴神洞遺跡とともに周辺の典型的な洞穴遺跡の一つとされています。各時期から地元産のチャートで造った石器が見つかっており石鏃が多いです。石核や剥片も大量に見つかっていることから各時代共に石器製作場所であったと考えられています。 

 


城川歴史民俗資料館|西予市

 民俗展示が多いですが、旧城川町の遺跡から出土した考古遺物も展示しています。

 


岩谷遺跡|鬼北町

 縄文時代後期の遺跡。長さ75mに渡る環状列石や組石等の配石遺構を検出したということですが、西日本でこう言った遺構が見つかるのは大変珍しいので、東日本の遺跡と対比しつつ、現地で実態を把握したいと思います。

 

47m
笠置峠古墳|西予市

 前期に築造された墳丘長47mの前方後円墳。2段築成。葺石あり。平面形がしゃもじ形を呈しており、讃岐型前方後円墳との関連が考えられ、非常に重要な古墳です。

 


平城貝塚 |愛媛県愛南町

 明治24年、宿毛貝塚(後述)と同時期に寺石正路が発見しました。縄文時代後期の遺跡で、平城式土器の標式遺跡です。昭和29年より現在まで8回の発掘調査が行われています。貝塚の貝層は深さ約1mで、範囲は南北約160m×東西約70mあり、住居跡らしき遺構も検出されています。2024年に県史跡から国史跡になりました。

  


愛南町一本松郷土資料館|愛南町

 民具中心の展示ですが、考古遺物の展示もあります(資料館の都合で見学できない場合もあり、その場合はご了承ください)。

 


宿毛貝塚 |高知県宿毛市

 縄文時代中期の貝塚で、四国地方最大規模の貝塚とされています。明治時代後半に地元の研究家である寺石正路が存在を明らかにして世の中に知られるようなりました。本格的な発掘調査は、昭和24年の高知県教育委員会によるもので、60mほど離れた東西2つの貝塚を調査しました。貝塚のすぐ近くからは住居跡は見つかっていません。

 


宿毛市立宿毛歴史館|宿毛市

 市内の宿毛貝塚や曽我山古墳などからの出土品を展示しています。

 


平田曽我山古墳|宿毛市

 5世紀に築造された高知県唯一の前方後円墳とされていますが、前方後円墳ではない可能性もあります。墳丘自体ほとんど壊滅しており、古墳は私有地内にあって墳丘に近づくことはできず、遠くから古墳がある場所を眺める感じになります。

 


ジョン万次郎資料館 |高知県土佐清水市

 当日の進捗状況によっては割愛する可能性がありますが、どうしても行きたい場合は優先度を上げますので仰ってください。

 


足摺岬展望台 |土佐清水市

 足摺岬から太平洋を望見しましょう。

 


唐人駄場巨石群 |土佐清水市

 足摺岬の周辺は縄文遺跡で、巨石が散見できます。足場も悪いようなので、残り時間も勘案して可能な範囲で歩きます。厳しそうだったら車の中で待機していてください。

 

参加費

2名様参加の場合、お一人様69,000円 + スタットレスタイヤ料金として3,000円
3~4様参加の場合、お一人様59,000円 + 同2,000円
5名様参加の場合、お一人様54,000円 + 同1,000円

※もう少し天候を調べないと確定できませんが、時期的にスタットレスタイヤの車を借りなければならいかもしれず、その場合は上記の「スタットレスタイヤ料金」を加算させていただきます(もしノーマルタイヤにした場合はその代金はいりません)。

※開催前日のプラスアルファをご希望の方は、稲用の宿代とレンタカー代・ガソリン代に相当する2万円をプラスさせていただきます。

 

キャンセル料と発生時期

キャンセル料発生日は、開催3ヶ月前で、34,500円です。
前日・当日のキャンセルは69,000円です。

 

催行人員

最少は2名様、最大は5名様

 

参加予定メンバー(7月3日現在)

・葉っぱさん
・勝衛さん

以上、女性1名様、男性1名様。

※ニックネームを教えていただいた方のみ掲示します。




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