
※本現地講座は、10月30日に催行した内容と同じです
講座概要
千葉市の国指定特別史跡・加曽利貝塚はとても有名な貝塚ですが、その周辺にもいまだに貝殻が散布している貝塚がいくつもあります。それらの貝塚を訪れて、千葉市内の貝塚の特徴をつかんでいただこうと思います。
AICTでは、全国各地の貝塚に訪れており、その都度、その地域の貝塚の特徴を説明しています。今回は、他地域の貝塚の様相を思い出してもらいながら、比較をしつつ加曾利貝塚を楽しんでください。思い出せなくてもちゃんと説明しますよ。
私たちが訪れるときは、加曽利貝塚博物館で「加曽利B式展」を開催中ですので、関東やその周辺における後期後半の代表的な土器型式である加曾利B式土器について詳しく知るチャンスです。
※本現地講座を企画した段階では、各館の休館予定はチェックしていますが、もし臨時休館になってしまった場合は、他の箇所で代替させていただきます。
※各館に展示してある遺物に関しては、タイミングによっては他館へ貸出している可能性がありますが、その場合はご了承ください。
※本現地講座は自動車でめぐります。
本講座のテーマ
AICTの掲げるテーマの内、本講座は主として「◎」に該当します。
| 旧石器時代 | 日本人のルーツと列島文化の始まりを探る | |
| ◎ | 縄文時代 | 土器と土偶を楽しもう・列島各地の多様な縄文文化に触れる |
| 弥生時代 | 列島各地における国ぐにの発生と邪馬台国の謎を追う | |
| 古墳~飛鳥時代 | リアル日本書紀・ヤマト王権の確立と古代国家成立への軌跡を探る | |
| ◎ | 古墳~飛鳥時代 | 列島各地の古墳をめぐろう・諸国古墳探訪 |
| 奈良~平安 | リアル続日本紀・列島各地に残る律令国家を見る |
開催日
11月27日(木)
集合場所と出発時刻
JR西千葉駅の改札口を出たところに9時30分集合
※集合場所と解散場所は違いますのでご注意ください。
解散場所と帰着時刻
JR千葉駅に18時までに戻ってきます。
※稲用は車を返しに西千葉まで戻りますが、千葉駅だと始発電車に乗れるので、参加者は千葉駅で解散とします。
主な探訪箇所

加曾利貝塚|千葉市
中期中頃から後期中頃にかけての貝塚を伴う集落遺跡。中期後半には環状をした径140mの北貝塚が形成され、後期前半には馬蹄形をした長径190mの南貝塚が形成されました。その2つの貝塚が「8」の字のように繋がっていることが大変珍しいと評価されており、当初は住宅開発等で消滅する予定でしたがが、地元研究者の武田宗久をはじめとする多くの方々の努力で破壊を免れ、現在に至っています。


加曽利貝塚博物館|千葉市
加曽利貝塚について詳しく解説した博物館。土器の展示が豊富。現在は、令和7年度企画展示「加曽利B式展(千葉市編)-加曽利の名を持つもうひとつの土器-」を開催中。
9:00~17:00(16:30) 月曜休館

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千葉市埋蔵文化財調査センター|千葉市
千葉市内の遺跡から出土した遺物を豊富に展示。縄文土器の優品を多く展示しており、東関東
の土器型式を学ぶのに最適です。発掘現場の写真が多く展示されているのも資料として貴重。
9:00~17:15 土日祝休館
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月ノ木貝塚|千葉市


犢橋(こてはし)貝塚|千葉市


荒屋敷貝塚|千葉市


花輪貝塚|千葉市


東寺山貝塚|千葉市

66m
大覚寺山古墳|千葉市
前期に築造された北北西向きの前方後円墳。墳丘長は63m。主体部は不明ですが、平成13年の地下物理探査によって、主体部らしい反応が認められています。

参加費
2名様の場合、お一人様18,000円
3~5名様の場合、お一人様15,000円
キャンセル料と発生時期
キャンセル料は、開催一か月前に発生し、18,000円となります。
※前日・当日のキャンセル料は、9,000円となります。
催行人員
最少は2名様、最大は5名様。
参加予定メンバー(11月1日現在)
11月27日(木)
・良おじさん
・MTさん
以上、男性2名様。
参考:10月30日(木)催行時のメンバー
・ゴンさん
・おからさん
・さん太くんのおかあさん
・ともさん
・松山さん
以上、男性2名様、女性3名様。
