【装飾古墳】3/15~17【3日連続】熊本県の装飾古墳と古代史めぐり <第N次AICT>

 

講座概要

 熊本県は福岡県と並ぶ装飾古墳のメッカです。ただし、公開されている古墳は非常に少なく、しかもそのほとんどが一斉公開日に行かないと見学できません。

 本現地講座では、春に実施される熊本県の石室公開日に合わせて開催します。普段は見られない古墳ですから滅多にないチャンスです。

 例年では第3土曜日にやっているため、それに合わせて日程を決めました。

 万が一、催行日に一般公開がされなかった場合(あるいは事前にそれが分かった場合)も、催行が決まっている場合は中止にはせず、最善を尽くして催行させていただきます。

 ※当初は筑後の筑紫君磐井関連の古墳もめぐろうかと思いましたが、ヴォリュームが大きくなってしまうため、磐井はまた別に企画します。

 ※本現地講座は自動車でめぐります。

  

本講座のテーマ

 AICTの掲げるテーマの内、本講座は主として「◎」に該当します。

旧石器時代日本人のルーツと列島文化の始まりを探る
縄文時代土器と土偶を楽しもう・列島各地の多様な縄文文化に触れる
弥生時代列島各地における国ぐにの発生と邪馬台国の謎を追う
古墳~飛鳥時代リアル日本書紀・ヤマト王権の確立と古代国家成立への軌跡を探る
古墳~飛鳥時代列島各地の古墳をめぐろう・諸国古墳探訪 肥後編
奈良~平安リアル続日本紀・列島各地に残る律令国家を見る

 

開催日

2024年3月15日(金)~17日(日)

 

集合場所と出発時刻

熊本空港の到着ロビーに、10時20分までにお集まりください。

※全員集合後、レンタカー屋へは送迎車で移動し、レンタルの手続きをしたのち、探訪開始となります。

以下の飛行機があります(2023年10月現在)

・JAL625便 羽田空港8:00発 熊本空港9:55着
・ANA641便 羽田空港8:15発 熊本空港10:10着

  

宿泊場所

1泊目(3月15日<金>)は、「ホテルAZ 熊本和水店」をご予約下さい(朝食付きで5000円台で取れるはずです)。
※夕飯場所が徒歩圏になく(あっても不安定)、ホテルの隣にあるコンビニで夕飯を買っていただく可能性があります。
2泊目(3月16日<土>)は、熊本駅から徒歩圏でお好きな場所をご予約下さい。

※今は列島各地でお得な宿が大変取りづらくなっているため早めにご予約下さい。

 

解散場所と帰着時刻

熊本空港に18時00分までに戻る予定です。
帰りの飛行機は、19:00以降の便をご予約下さい。

  

探訪箇所

公開される古墳が発表されたら掲載します。

それ以外では以下の場所を訪れます。

 

50
熊本県立装飾古墳館

 何はともあれ、装飾古墳といったらこの施設です。クラツーを含め何度も案内しましたが、何度行っても素晴らしい施設ですので行きます。

 
 

 石室の実物大レプリカが俊逸で、以下の古墳の石室や石棺・石材のレプリカが展示してあります。

  鍋田横穴群第27号墓
  鴨籠古墳石棺(実物は熊本県立美術館に展示してあります)
  井寺古墳(現在は公開されてない古墳です)
  小田良古墳(埋め戻したため本物は見られません)
  千金甲1号古墳
  チブサン古墳
  大坊古墳
  大鼠蔵東麓1号墳(実物は八代市立博物館に展示してあります)
  広浦古墳石材(実物は熊本県立美術館に展示してあります)
  弁慶ヶ穴古墳
  永安寺東古墳
  大村横穴群11号墳墓

 

107
岩原古墳群

 阿蘇方面の美しい山並みが望める素晴らしい景観の古墳群です。古墳ポコポコ地帯ではありますが、普通の群集墳とは違って大きい古墳が多いポコポコ地帯です。

 

 岩原古墳群中最大の岩原双子塚古墳は、墳丘長107mを誇る前方後円墳で、熊本県内では6番目の大きさです。

 

 

44
チブサン古墳

 石室を見学します。

 

50
大坊古墳

 石室を見ることはできませんが、熊本県立装飾古墳館にて精巧なレプリカが見られるので現地も見ておきましょう。

 
福岡県立装飾古墳館にて撮影

 


永安寺西古墳

 石室を見ることはできませんが、こちらも熊本県立装飾古墳館にて精巧なレプリカが見られるので現地も見ておきましょう。

 

 


永安寺東古墳

 石室は見られません。

 

 


熊本県立美術館

 基本月曜休館。美術館ですが、重要な考古遺物も少しだけ展示してあるので、それを目当てに行きます。熊本県熊本市中央区二の丸2番。096-352-2111。

 

62
江田船山古墳

 埼玉古墳群の稲荷山古墳出土の国宝・金錯銘鉄剣と並び称される銀錯銘大刀が出土した古墳です。出土遺物の中でも良いものは、東京国立博物館の平成館に専用コーナーが設けられて展示されています。

 
国宝・銀錯銘大刀(東京国立博物館・平成館にて撮影)
国宝・銀錯銘大刀(東京国立博物館・平成館にて撮影)

 

22
京塚古墳

 


44
虚空蔵塚古墳

 可愛い形の前方後円墳です。

 


43.4
塚坊主古墳

 こちらも後期らしく可愛い形。装飾古墳で、この古墳が公開される年もあります。

 


和水町歴史民俗資料館

 
 

 

123
大野窟古墳|氷川町

 熊本県最大の前方後円墳にして、日本で最も玄室の天井が高い古墳。6.5mもあります。今は地震の影響で石室の見学はできないようですが、いつ復旧するか分からないため、墳丘だけでも見に行きますよ。

 

参加費

2名様の場合、65,000円
3~4名様の場合、60,000円
5名様の場合、55,000円

 

キャンセル料と発生時期

キャンセル料は、開催3ヶ月前の12月15日に発生し、32,500円となります(11月8日追記)。
※前日・当日のキャンセル料は、65,000円となります。

 

催行人員

最少は2名様、最大は5名様

 

参加予定メンバー(12月4日現在)

・猫さん
・沖永さん
・勝衛さん

以上、女性2名様、男性1名様(残席2名様)

 

 





「【装飾古墳】3/15~17【3日連続】熊本県の装飾古墳と古代史めぐり <第N次AICT>」への2件のフィードバック

    1. 沖永紀子さん

      参加申込みありがとうございます。
      熊本は装飾古墳の本場ですから福岡に負けず素晴らしい装飾古墳がありますよ。
      これから細かい調整をしますので、飛行機のチケットを取るのは、そのあとでお願いいたします。
      済みませんが、来週末くらいまでお待ちください。

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