6/10【日帰り】江戸城シリーズ最終回 江戸城から東海道を攻める <第97次ACIT>

 

※AICTの現地講座は、クラブツーリズム株式会社の「歴史への旅」で6年間講師(ナビゲーター)を勤めた稲用章がご案内します。
※AICTの現地講座は、クラブツーリズム株式会社などの旅行会社が開催する古代史ツアーと似ていますが、違う点もあります。旅行会社のツアーとの違いなどについては、こちらに記載していますので、初めて参加する方は必ずご覧ください。

 

本講座のテーマと概要

 今まで「江戸城を攻める」シリーズとして、3回に渡って3方向から江戸城を攻めてみました。最終回の今回は趣向を変えて、江戸城を出発地点として、東海道を南下します。

 

本講座の対象受講者

 本現地講座は、どちらかというと勉強の要素よりも楽しみながら歩くことに重きを置きます。したがって、単に歩くのが好きな方や、歩いた後に美味い酒を飲むのが目的の方の参加も歓迎します。

 ただしそうは言っても、解説もきちんとしますので、それもぜひ楽しんでください。

 

開催日

 6/10(土)

 ※雨天決行ですが、事前に天気予報で確認して、あまりにもひどい風雨が予想される場合は順延にして、再度参加希望を受け付けます(順延する場合は、遅くても前日夕方までに連絡します)

 

集合場所と出発時刻

 地下鉄日比谷駅A10出口の地上に出たあたり(日比谷公園の北東隅の場所) 10時出発
 ※雨が降っているときは屋根のある所で待っていてください。

 

歩程

 9㎞(あくまでも地図上)

昼食

 良いタイミングで自由食

 

解散場所と時刻

 JR大森駅 17時までに到着予定

 

主な探訪箇所


 今回は、いままでとは反対に、江戸城から東海道を南下します。

 


日比谷見附

 

 

106
芝丸山古墳

 東京タワーの膝下に大型前方後円墳が残っているのは驚きです。墳丘長は125mとする資料もありますが、説明板では106mとあります。106mだとしても都内最大の前方後円墳。古墳時代前期に東京湾西岸を支配した王の墓で、当時はすぐそばまで海でしたから、海からの眺望を意識した古墳であることがわかります。

 

 


亀塚

 明治時代には、坪井正五郎が古墳と指摘していますが、発掘の結果、周溝が見つからないことから古墳の可能性を否定する研究者もいます。遺物からすると古墳時代に築造された物体であることがわかります。古墳でないとしたら、古墳時代にこのようなものを作る目的は何でしょうか。少し考察の幅を拡げる必要があると思います。

 

 古墳のように見えて周溝が見つからないことから「謎の物体」とされている同様なものとしては、以前、あきる野市の現地講座の時に訪れた雨間大塚があります。古墳時代だからといって塚状のものはすべて古墳だと速断する前に、一呼吸入れたほうがいいかも知れません。

参考:雨間大塚古墳(今回は訪れません)

 


伊皿子貝塚

 港区にも貝塚は沢山ありましたが、公園として残っているのはここだけじゃないかと思います。

 

 


高輪大木戸跡

 近世江戸城の南の出入口。江戸城には見附がたくさんありましたが、東海道にあったこの大木戸は見附とは呼ばず別格の存在。夜は通行止めになり、江戸の治安を守りました。

 

 


高縄原古戦場跡

 大永4年(1524)、武蔵進出を目論む北条氏綱は、扇谷上杉氏の江戸城を落とすべく北進し、高縄原で両軍は激突しました。その場所は、港区高輪3丁目辺りといわれています。勝利した氏綱は江戸城を落とし武蔵統一への大きな足が掛かりとしました。

 また、南側には太田道灌が江戸城に入る前に一時的に居したといわれる御殿山城があったといわれています。

 

 ここまでで歩程7㎞。ここで離団する方は、品川駅が便利です。

※京急品川駅から立会川駅まで電車で移動します。

 


泪橋

 鈴ヶ森の刑場に送られる罪人を家族が密かに見送った場所といわれています。

 

 


鈴ヶ森刑場跡

 

 


史跡大森貝塚 大森貝塚遺跡庭園

品川歴史館にも寄りたいのですが、同館は、2024年春まで休館予定です。

 

 


史跡大森塚 大森貝墟の碑

 

 

参加費

2,000円
※AICT初めての参加の方に限り1,000円

※もし有料施設に入る場合は入館料は別途お支払いください
※参加費は講座当日に稲用に直接お支払いください(領収書が必要な方は事前にお知らせください)
※簡易レジュメ付き
※ガイディングレシーバーを使用するためご自身のイヤホンがある方はご持参ください(お持ちでなければこちらで用意したものをお貸しします)

 

キャンセル料と発生時期

 開催日の1ヶ月前以降にキャンセルをされた場合は、参加費の半分をキャンセル料としていただきます。少額ですが稲用への振込という手間が掛かりますのでご注意ください。

  

催行人員

 最大10名様
 ※ご友人を誘っていただいての参加も大歓迎です

 

参加予定メンバー(5月30日時点)

・ともさん
・まだらさん
・良おじさん
・勝衛さん
・沖永さん

以上、女性3名様、男性2名様(合計5名様)


 ※ニックネームを教えていただいた方のみ記載いたします

 

参加申し込み

 

 



「6/10【日帰り】江戸城シリーズ最終回 江戸城から東海道を攻める <第97次ACIT>」への4件のフィードバック

    1. 山中友子さん

      早速の申込みありがとうございます。
      詳細が決まるまでもう少々お時間をください。
      よろしくお願いいたします。

    1. まだらさん

      参加表明ありがとうございます。
      行程はもう少し練りますのでお時間をください。
      よろしくお願いいたします。

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