4/7~9日【募集終了・3日連続】継体天皇の勢力基盤 越前・近江の古代史 <第88次 AICT>

 

講座概要

 オオド(継体天皇)は天皇になる前、母の実家・越前と父が治めていた近江を自らの勢力基盤として、列島各地の有力者と親交を深めていたようです。私は筑紫君磐井や近江毛野とはとくに仲の良かった友達だったと考えています。
 若き日のオオドを育んだ越前や近江を訪れ、謎多き継体天皇の時代の歴史について考えてみましょう。

 ※本現地講座は自動車でめぐります。

 

本講座のテーマ

 AICTの掲げるテーマの内、本講座は主として「◎」に該当します。

旧石器時代日本人のルーツと列島文化の始まりを探る
縄文時代土器と土偶を楽しもう・列島各地の多様な縄文文化に触れる
弥生時代列島各地における国ぐにの発生と邪馬台国の謎を追う
古墳~飛鳥時代リアル日本書紀・ヤマト王権の確立と古代国家成立への軌跡を探る
古墳~飛鳥時代列島各地の古墳をめぐろう・諸国古墳探訪 越前・近江編
奈良~平安リアル続日本紀・列島各地に残る律令国家を見る

 

開催日

2023年4月7日(金)~9日(日)

 

集合場所と出発時刻

東海道新幹線米原駅 東口ロータリーに10時までにお集まりください(小さな駅なので分かりやすいと思います)。
※ちょうどよい新幹線は、東京7:33発、米原9:47着の「ひかり633号」です(ダイヤは変わることがあるので、切符を買うときはそのときの状況でお買い求めください)(1月29日追記)

  

宿泊場所

1泊目 福井駅の近くでお取りください
2泊目 敦賀駅の近くでお取りください(12月14日追記)

 

解散場所と帰着時刻

米原駅に戻ってきて解散とします。18時30分までには戻ります(12月14日追記)。

  

探訪箇所

※整備の度合いや天候その他の事情により割愛する個所が出る可能性があります

 

【1日目】

 1日目は継体母・振媛の実家を訪れます。実家を訪れると言っても、振媛の親族が私たちを出迎えてくれるわけではありませんが、若き日の継体天皇を探るには必ず訪れるべき地域です。

 

140
六呂瀬山古墳

 継体天皇の母、振媛(ふーちゃん)の実家の勢力範囲にある墳丘長140mを誇る北陸最大級の大型前方後円墳で、ふーちゃんの先祖の墓ともいわれています。

 


高向宮跡

 ふーちゃんの宮跡と伝承される神社。

 振媛は地元では「ふーちゃん」と呼ばれて人びとから愛されています。

 いやいや、これは振媛をモデルにしたキャラクターで、振媛のことはふーちゃんなんて気安く呼んでいないよ、という意見の方もおられるかもしれませんが、面倒くさいなそんなこと別にいいじゃん。

 

てんのう堂

 オオド(継体天皇)に即位をすすめるためにヤマトからやってきた使者とオオドが会見した場所と伝わりますが、日本書紀の記述を信じるならば、このとき継体は高齢で、すでに近江にも確固たる基盤を築いていたはずなのに、なぜ母方の勢力基盤で使者と会見したのでしょうか?それを実際に現地に立って考えてみてください。

 

45
椀貸山古墳

 継体天皇ゆかりの椀子(まるこ)王子の墓と伝承される後期の前方後円墳です。椀子王子とはいったい何者でしょうか。

 

あわら市郷土歴史資料館

 

出世山古墳公園

 綺麗に整備されて歩き易い、海が臨める古墳公園です。

 


三國神社 

 

【2日目】

 2日目も引き続き、越前をめぐります。

 


福井市立郷土歴史博物館

 
 

 


足羽神社

 継体天皇を祀る神社です。

 

 


足羽山山頂古墳と継体天皇像

 4頭身になっていますが、これが可愛いという意見もあります。

 

 


福井市清水郷土資料館

 
 

 


小羽山30号墳

 2世紀にこの地域の有力者が出雲勢力の影響を受けたことが分かる四隅突出型墳丘墓。

 


王山古墳群

 方形周溝墓の復元の良さでは全国でトップクラスの遺跡です。

 


継体夫妻像

 

 

【3日目】

 3日目は継体の父・彦主人王の勢力基盤である近江を訪れます。ここにも継体ファミリーの伝承は数多く残っており、継体天皇が生まれたと言われている場所にも行きます。

 


三重生神社

 彦主人王と振媛を祀る神社。彦主人王の居館はこの近くにあったそうです。

 

安曇陵墓参考地(田中古墳群)

 継体天皇の父・彦主人王の墓として宮内庁により陵墓参考地に指定されています。

 


水尾神社

 祭神は垂仁天皇の第10皇子・磐衝別命と継体天皇母・振媛ですが、継体天皇は他の兄弟とともにここで誕生したと伝わっています。

 

えな塚

 継体天皇が生まれた時の胞衣(えな)を埋めた塚と伝わっています。

 


安閑神社

 継体の長子・安閑天皇を祀る神社。

 

参加費

45,000円

 

キャンセル料と発生時期

キャンセル料は、開催1ヶ月前の3月7日より発生し、22,500円となります。

 

催行人員

最少は2名様、最大は5名様

 

参加予定メンバー(3月15日現在)

・笠原さん
・良おじさん
・おおくみさん
・MTさん
・なほみさん

合計5様(残席0名様)



「4/7~9日【募集終了・3日連続】継体天皇の勢力基盤 越前・近江の古代史 <第88次 AICT>」への4件のフィードバック

  1. おはようございます。越前、近江の古代史、日程が合えば参加したいです。

    1. 笠原泰子さん

      アップ早々発見していただきありがとうございます。
      日程に関しては、他にも希望する方がいますので、また数日後に相談のご連絡をいたします。
      まだ来年の4月以降の開催ですので、希望者全員が合致する日程を決められると思います。

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