4/4~6【募集終了・3日連続】古墳抜き!琵琶湖周辺の古代史 <第87次 AICT>

 

講座概要

 古来より渡来文化や東西文化の通り道だった琵琶湖の周辺にはたくさんの遺跡があります。近江の古墳に関しては別講座でやりますので、本講座では古墳は訪れません。

 古代において、近江が日本の首都になったことが数回ありますが、天智天皇の大津宮跡とそれに関連する遺跡を訪れるとともに、聖武天皇や藤原仲麻呂(恵美押勝)に関連した遺跡をめぐります。ただし、琵琶湖の重要性を理解していただくために、安土城跡など、新しい時代の遺跡も少しだけ訪れます。

 ※本講座は車を使用します。

  

本講座のテーマ

 AICTの掲げるテーマの内、本講座は主として「◎」に該当します。

旧石器時代日本人のルーツと列島文化の始まりを探る
縄文時代土器と土偶を楽しもう・列島各地の多様な縄文文化に触れる
弥生時代列島各地における国ぐにの発生と邪馬台国の謎を追う
古墳~飛鳥時代リアル日本書紀・ヤマト王権の確立と古代国家成立への軌跡を探る
古墳~飛鳥時代列島各地の古墳をめぐろう・諸国古墳探訪
奈良~平安リアル続日本紀・列島各地に残る律令国家を見る

 

開催日

4月4日(火)~6日(木)

 

集合場所と出発時刻

東海道新幹線・米原駅 東口ロータリーに10時までにいらしてください(2月28日追記)

 

宿泊場所(2月27日追記)

1日目 彦根駅・彦根城周辺
2日目 近江八幡駅周辺

※あまりホテルがない場所なので、多少離れていても車で送迎します(場所に迷ったらご相談ください)
※ホテルの近くに夕食の場所がない場合も車で送迎します

 

解散場所と帰着時刻

東海道新幹線・米原駅に18時30分までには戻ります(予定よりも早くなることもありますが、ご了承ください)(2月28日追記)

 

主な探訪箇所

 


志賀高穴穂宮伝承地(高穴穂神社)

 近江は古代において日本の首都になったことが何度かあります。物的証拠はないものの、景行天皇は、晩年にここを宮としたとされます。しかし、なぜ最後の最後に景行天皇は近江に宮を構えたのでしょうか。歴史的に見ると、近江に宮を構えるときは外的の攻撃から首都機能を守る必要があるときです。景行天皇の晩年、ヤマト王権にはいったい何が起きたのでしょうか。

 


近江大津宮跡

 天智天皇は、唐の侵攻の脅威が高まる中、667年に大津宮を造営しました。こちらは高穴穂宮と違って、考古学的に立証されており、その内容が少しずつ明らかになっています。本現地講座では、数か所に分散している遺跡を丹念に見て、当時の東アジア情勢と天智天皇の治世に迫ってみたいと思います。

大津宮錦織遺跡

 


園城寺と園城寺前身寺院

 天台宗の総本山として著名な園城寺の境内には、大津宮時代の園城寺前身寺院と呼ばれる古代寺院がありました。大津宮との地理的関係を含め、園城寺にて古代寺院について考えてみます。

 


穴太廃寺跡

 大津宮に関連する寺院の一つ。現在は説明板があるだけですが、穴太の地理的重要性を確認するために訪れます。

 


南滋賀町廃寺跡

 こちらも大津宮に関連する寺院の一つです。大津宮の周辺には寺院が多く建立された事が分かりますが、天智天皇と仏教とのかかわりについて遺跡を歩きつつ考えてみましょう。

 


御霊神社

 天智天皇の子・弘文天皇(大友皇子)との戦い(壬申の乱)に敗れ亡くなりましたが、大友皇子を祀る御霊神社が大津宮周辺に三社存在します。

北大路の御霊神社

 


近江国庁跡

 奈良時代の半ば、藤原仲麻呂(恵美押勝)が権勢を欲しいままにしていた頃は、近江は「仲麻呂王国」の態をなしていました。その中心が近江国庁跡です。

 

 


近江国分寺跡

 国府跡とともに律令時代を代表する遺跡と言えば国分寺跡です。近江国分寺跡で近江国の豊かさを実感しましょう。

 


大津市歴史博物館

 大津宮跡をはじめとして、大津市内の遺跡について遺物やパネル展示で説明している博物館です。

 


紫香楽宮跡

 聖武天皇は奈良の都以外に複数の都城を設ける「副都構想」を抱いていたと考えられます。その複数の都の一つが紫香楽宮(しがらきのみや)です。

 

 


甲賀寺跡

 聖武天皇の御代、あの有名な奈良の大仏は、ここで鋳造が開始されました。古代寺院の伽藍の跡が礎石や基壇できちんと残っています。

 

 


紫香楽宮跡関連遺跡群発掘調査事務所

 

 


番場宿と蓮華寺

 鎌倉幕府が滅亡する際に、京都の六波羅探題北方の武将たち432人が集団自決した場所です。

 


滋賀県立安土城考古博物館

 
 

 


安土城跡

 


信長の館

 
 

※令和5年3月31日まで休館予定になっており、探訪時にまだ休館だった場合は割愛となります

 


安土城郭資料館

 

長浜城

 ※長浜城は、現在はまだ候補段階で決定ではありません。

 

 

参加費

45,000円

  

最大催行人員

5名様

キャンセル料と発生時期


キャンセル料は、1ヶ月前から発生し、22,500円となります

 

【参加予定メンバー】(1月28日現在)

・マッサン
・勝衛さん

他1名様(合計男性3名様)

残席2名様




「4/4~6【募集終了・3日連続】古墳抜き!琵琶湖周辺の古代史 <第87次 AICT>」への2件のフィードバック

    1. M.Tさん

      ヤマト政権をもし、古墳時代前期の纒向遺跡の頃から古墳時代中期の百舌鳥古墳群の造営の頃までとしてイメージしているとしたら、本現地講座ではその時代のものは一つも訪れない予定です。
      古くても飛鳥時代になるかなと思います。

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