12/9~11【3日連続】山背の勢力は最初からヤマト王権の味方だったのか? 山背の古墳と長岡京跡


※まだ空きがありますのでこの機会にぜひ京都の古墳を楽しんでください!(10月31日追記)

 

講座概要

 纒向古墳群、大和古墳群、馬見古墳群、佐紀古墳群、法隆寺周辺などをシリーズ化してやってきましたが、今回はヤマトを飛び出し、山背(京都府)方面です。恵解山(いげのやま)古墳などを擁する乙訓(おとくに)古墳群や桓武天皇が想い描いた理想の都・長岡宮跡をめぐります。

 三角縁神獣鏡が32面以上出土した前期古墳・椿井(つばい)大塚山古墳も訪れます。乙訓古墳群にある元稲荷古墳などとともにヤマト王権発足時の山背の状況を実際の古墳や地形を見ながら考えてみましょう。

 また、城陽市内では畿内にしては珍しく、前方後方墳や方墳が多く築かれました。それらの中で歩き易く整備されていて、かつ非常に眺望の良い場所をめぐりますので、「四角い世界」を構成した被葬者たちの支配領域を望んでみてください。

 なお、長岡京市内には継体天皇の弟国宮跡推定地があるためそこも訪れます。なぜ継体天皇がこの地に宮を構えたのか、淀川流域という地勢がキーになるのですが、現地の地形を見つつ考察してみましょう。

 

本講座のテーマ

 AICTの掲げるテーマの内、本講座は主として「◎」に該当します。

旧石器時代日本人のルーツと列島文化の始まりを探る
縄文時代土器と土偶を楽しもう・列島各地の多様な縄文文化に触れる
弥生時代列島各地における国ぐにの発生と邪馬台国の謎を追う
古墳~飛鳥時代リアル日本書紀・ヤマト王権の確立と古代国家成立への軌跡を探る
古墳~飛鳥時代列島各地の古墳をめぐろう・諸国古墳探訪 山背編
奈良~平安リアル続日本紀・列島各地に残る律令国家を見る

 

開催日

2022年12月9日(金)~11日(日)

 

集合場所と出発時刻

 ※集合場所を変更します(10月26日追記)

 1日目は、阪急京都線・西山天王山駅を12時15分に出発します。
 昼食を済ませてからお集まりください。

 ※西山天王山駅から京都河原町方面一つ手前の長岡天神駅はランチが食べられる店が多いため、そこで食べてからまた電車に乗って集合するのが良いかもしれません(昼食に関しては食の好みもあるので各自で事前にお調べになってご判断ください)

 ※荷物はホテルに預けるか、ホテルに近い場所の駅のコインロッカーに預けて身軽になってからお集まりください

 なお、阪急は京都駅まで乗り入れていませんので、京都駅から阪急に乗るには、京都から市営地下鉄烏丸線に乗り、2つ目の四条駅(阪急の駅名は烏丸駅)で乗り換えです。

 2日目、3日目の集合場所については後日発表します。

 

宿泊場所

 京都駅近くで連泊でお取りください。
 ※2日目と3日目の集合場所は京都駅ではなく、探訪地の最寄り駅になるため、もろに京都駅の近くでなくてもそれほど影響はありません(地下鉄で1~2駅の場所などにもホテルがあります)。

 

解散場所と帰着時刻

 3日目は、近鉄京都線の久津川駅から電車に乗って京都へ戻ります。
 おそらく17時半には京都に着くと思いますが、ギリギリだと危ないので、新幹線は18時以降をお取りください。

 

主な探訪箇所

 ※新たな探訪先を追加したため探訪順を入れ替えました。当初告知した場所にはすべて行こうと考えましたが、参加者の歩く負担を減らすために、京都府立山城郷土資料館を省かせていただきました(10月26日追記)

 

【1日目】

 1日目は乙訓(おとくに)古墳群の中で最も著名な恵解山(いげのやま)古墳を見てから、長岡京市埋蔵文化財センターにて遺物を見ながら乙訓古墳群について学びましょう(長岡京市埋蔵文化財センターでは学芸員に解説を依頼します)。
 なお、1日目と2日目は淀川支流の桂川右岸が探訪の舞台です。

 ※1日目の歩程は5㎞の予定

   

128
恵解山古墳

 乙訓古墳群のみならず京都を代表する古墳と言えましょう。積極的復元がなされていて、ヴィジュアル的にも申し分のない大型前方後円墳です。埴輪や武器類などの遺物は、長岡京市埋蔵文化財センターに展示されています。
 なお、恵解山古墳は、信長横死後に秀吉と光秀が戦った山崎の合戦の際に光秀が本陣を置いたという説があります。

 


開田城跡

 住宅街の中に中世の開田城跡の土塁が残っています。歩くルート上にあるため見学します。



今里大塚古墳

 乙訓古墳群の前方後円墳の中では最終段階に築造された古墳。

 


長岡京市埋蔵文化財センター

 長岡京市内の遺跡から出た遺物が展示されています。展示室はそれほど広くありませんが、恵解山古墳出土の埴輪をはじめとして優品がたくさん展示されているためじっくり見学します。「弟国」の墨書土器も展示されています。

 

【2日目】

 広大な乙訓古墳群のなかで、2日目は向日(むこう)市内にある主要な古墳をめぐります。また、長岡宮跡の主要部分も向日市内にあるため、復元された遺構や建物がある長岡宮跡を歩いて、奈良時代から平安時代の過渡期に造営された桓武天皇の理想の都について想像を巡らせて見てください。なお、継体天皇の弟国宮の推定地も訪れますので、継体天皇ファンにも喜んでいただけるでしょう。

 ※2日目の歩程は約7㎞の予定

 


物集女塚古墳

 


向日市文化資料館

 向日市内の古墳や長岡京についての解説が豊富。

94
五塚原古墳

 前方後方墳の元稲荷古墳よりも先に築造されたことが分かった前方後円墳。墳丘内には入れませんが、古墳時代前期の山背の歴史を考えるうえでは、ぜひ現地を目で見て確認しておきたい古墳です。

 


上里遺跡および角宮神社(継体天皇・弟国宮跡推定地)

 継体天皇の弟国宮跡推定とされている上里遺跡と、名前が気になる角宮神社を訪れます。

94
元稲荷古墳

 五塚原古墳とともに乙訓古墳群の始まりを知る上で重要な古墳。前方後方形という形状にも注意。

 


長岡宮跡

 長岡宮跡は住宅街の中に公園として整備されています。

 


史跡長岡宮朝堂院公園案内所

 長岡宮について理解するのに役立つ施設です。

 

 このあと、1時間ほど電車に乗って城陽市へ移動します。

 


城陽市歴史民俗資料館

 城陽市内の古墳は3日目に探訪しますが、2日目のうちに歴史民俗資料館で予習を済ませてしまいます。他ではあまり見られない芝ヶ原古墳出土の銅釧や市内各地で出土した大型の埴輪も展示してあり、著名な久津川車塚古墳についてもここで予備知識を得ておきましょう。

 

【3日目】

 3日目は、木津川市内と城陽市内の古墳をめぐります。昨日までと同様淀川支流域となりますが、3日目は木津川流域が探訪の舞台となります。同じ山背国内でも、桂川流域と木津川流域ではどのような違いがあるか、歩きながら考えてみると面白いでしょう。

 ※3日目の歩程は10㎞の予定

 


北河原稲荷山古墳

 

110
平尾城山古墳

 

175
椿井大塚山古墳

 32面以上の三角縁神獣鏡が出た古墳で、その量としては黒塚古墳と並んで最大級です。これだけの大量の三角縁神獣鏡が副葬された被葬者はいったい誰だったのでしょうか?日本書紀の記述と対応させると古墳時代初期の山背の興味深い歴史が浮き彫りにされます。

  


高麗寺跡

 

 このあと、JR奈良線・上狛駅から城陽駅へ移動し、城陽市内の遺跡をめぐります。城陽市内の遺跡から出土した遺物は前日に歴史民俗資料館で見ていますから、この日はそれらが出土した実際の場所を訪れて知識を補強することになります。下のジオラマに表現されている遺跡の中から主要なものを選んで訪れますよ。

 


久世廃寺跡

 


正道官衙遺跡

 


芝ヶ原古墳

 京都府最古級の古墳。桂川流域では前方後円墳の五塚原古墳が最古ですが、木津川では東日本と同様に最古級の前方後方墳であるこの芝ヶ原古墳が存在します。国指定重要文化財に指定されている遺物の数々は、城陽市歴史民俗資料館で鑑賞します。

 


上大谷古墳群

 現存する9基の古墳が4か所の「古墳公園」に分散されて残されています。

 

下大谷古墳群

 

80
丸塚古墳

 

180
久津川車塚古墳

 京都府内で3番目に大きな古墳で、山背(山城)国内ではナンバーワンの大きさの古墳です。久津川古墳群を代表する古墳で、恵解山古墳と同時期の古墳のため、木津川流域と桂川流域とを比較する際の格好の資料となります。
 最近も毎年発掘が継続されているため、新たな事実がどんどん分かってきていますよ。

 

114
芭蕉塚古墳

 

 このあと、近鉄京都線の久津川駅から乗車して京都へ向かいます。

 

参加費

20,000円
ただし、2日間のみの参加は15,000円。また、1日だけ参加したいという方は10,000円です。

 

最大催行人員

10名様

キャンセル料と発生時期


キャンセル料は、1ヶ月前の11月9日から発生し、10,000円となります(2日間参加、1日間参加の方も同額です)

 

【参加予定メンバー】(10月31日現在)

・良おじさん
・勝衛さん
・まちさん
・蕪さん(1日目のみ参加)

合計4名様(残席6名様)

 

応募・問合せ



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