
※両日程とも満席になりましたので、募集を締め切らせていただきます(7月28日追記)。
昨年、クラブツーリズムで讃岐・阿波の古代史ツアーをやりましたが、今回はそのときに行った古墳はすべて外して、他にもまだまだある四国地方の面白古墳を訪れます。探訪箇所は古墳に特化しており、飽きるほど古墳を見ていただきますよ。
開催日
平日組と週末組を設定します
・平日組:2022年11月22日(火)~24日(木)
・週末組:2022年11月25日(金)~27日(日)
集合場所と出発時刻
高松空港のレンタカー受付カウンターに集合
羽田空港から乗ってくる方は、以下のいずれかの飛行機に乗って来てください(飛行機に乗るのは11月なのでこのページを作った時とダイヤが微妙に異なる場合がありますので、適した飛行機をお選びください)。
・ANA531(全日空) 羽田07:40 → 高松09:00
・JAL475(日本航空) 羽田07:55 → 高松09:15
空港に到着後、トイレなどを済ませて空港レンタカー受付カウンターの前においでください。
便が遅れたりしない限りは、目安としては9時30分に出発します。稲用も皆様と同じ便に乗り、9時30分までには待ち合わせ場所に出現します。
※現地に飛行機で向かわない方は、高松空港集合ではなく、最初の探訪地を訪れる前に、JR土讃線の善通寺駅にてピックアップします。10時30分頃には行けると思います。
宿泊場所
1泊目は、今治駅近く、2泊目は市電松山駅近くでお取りください。
※松山はJR松山駅の近くより市電松山駅近くの方が食べる場所が豊富にあります。
解散場所
高松空港で解散とします。そのまま羽田にお帰りの方は、飛行機は以下のいずれかの便をお取りください(飛行機に乗るのは11月なのでこのページを作った時とダイヤが微妙に異なる場合がありますので、適した飛行機をお選びください)。
・ANA321(全日空) 高松19:55 → 羽田21:15
※このページを作った後に、正式にANAで申し込んだら、「ANA540 高松19:40→羽田21:00」となっていましたので私はその飛行機を取りました。
・JAL486(日本航空) 高松20:15 → 羽田21:25
※JALももしかしたら変更になっているかもしれません。
飛行機の搭乗手続きのために早めに空港に着くことを勘案すると、これらの1本前の便では、探訪の終了時刻が夕方の早い時間になってしまうため、遅い帰宅になってしまい申し訳ありませんが、上記の便でお願いいたします。
※高松空港以外で離団する方は、JR鳴門線の教会前駅までお送りする予定ですが、行程が変わることにより変更になる場合がありますのでご了承ください。
主な探訪箇所
※探訪順は入れ替わる場合があり、また気象状況によって臨機応変に変えることがあります。
※万が一休館の場合は代替場所を案内させていただきます。
※あまり期待しないでいただきたいですが、下記にプラスしてどこかへ行くことがあるかもしれません。
【1日目】
①
有岡古墳群
香川県善通寺市にある古墳群で、以下の古墳に行く予定です。
①-1
野田院古墳

①-2
磨臼山古墳
※現地の状況によっては割愛するかもしれません。
①-3
丸山古墳

①-4
王墓山古墳

①-5
宮が尾1号墳&2号墳

② 
善通寺市民会館
1階ロビーに磨臼山古墳の割竹形石棺が展示してあり、この地域独特な造りつけの石枕が見ることができます。

③ 
善通寺市立郷土館
有岡古墳群から出土した遺物が展示してある小さな資料館。


④ 
大野原古墳群
香川県観音寺市。後期後葉から終末期にかけての4基の古墳が見学可能。
※稲用は訪れたことがありませんが行きます。
⑤ 
四国中央市歴史考古博物館
新しくて綺麗な博物館ですが、展示はちょっと寂しい。でも、折角なので行きましょう。


⑥

宇摩向山古墳
愛媛県四国中央市。終末期の長方形墳にして双室。1号石室の全長は10.8mで、2号石室の全長は14.3mもあり、どこに出しても恥ずかしくない大きさです。現在入ることができるのは1号石室ですが、羨道の天井高はそれほど高くないものの、玄室は余裕で立てる高さがあり、床面積も広く、奥壁、側壁、天井石には2~30t以上ありそうな巨石が使用されその巨大さに圧倒されます。


【2日目】
⑦ 
妙見山古墳
愛媛県今治市。愛媛県で5番目に大きい前方後円墳で、海が臨める古墳です。隣接する2号墳と3号墳にも訪れます。
※竪穴式石槨の見学日時は限られており、それに合わせて行程を決めていますが、万が一竪穴式石槨の見学できなかった場合はご了承ください(墳丘はいつでも登れます)。



⑧ 
藤山歴史資料館
妙見山古墳について詳しく解説した歴史館で、妙見山古墳前方部の2号竪穴式石槨の実物大レプリカがある。庄内式や布留式の土器や伊予独特の埴輪について詳しい説明もある。


⑨ 
相の谷1号墳
愛媛県今治市。墳丘長82mを誇る愛媛県最大の古墳で海が臨める素敵な立地です。隣接する2号墳にも訪れます。

⑩
野々瀬古墳群
愛媛県今治市。中期・後期・終末期の古墳が50基以上現存しています。
※稲用は訪れたことがありませんが行きます。
⑪ 
朝倉ふるさと美術古墳館
※稲用は訪れたことがありませんが行きます。
【3日目】
⑫ 
葉佐池古墳
愛媛県松山市。南北41m、東西23mの長方形墳(隅丸)で後期の築造。3体の遺体が埋葬されていた第1主体部の復元を見ることができます。3体目の遺体を埋葬したときの状況が再現されており、かなり生々しいですよ。3体目からは動物の遺体に卵を産むハエのサナギが見つかり、そのハエは暗い場所では活動しないため、その遺体は数日間のもがりを経てから埋葬されたことが証明されました。つまりは、古墳時代にもがりがあったことが物理的に証明された古墳です。隣接するガイダンス棟も見学します。

⑬ 
松山市立埋蔵文化財センター


⑭

丹田古墳
徳島県東みよし町。野田院古墳と同様に高所にあり、地元では「天空の古墳」と呼んでいて眺望が素晴らしい。竪穴式石槨は以前は見学できたようだが、現在はほとんど崩落状態で無理して入るのは危険。前方後方墳説もあって、前方後円墳データベースでは前方後方墳としている。


⑮ 
東みよし町立歴史民俗資料館
丹田古墳から出土した遺物などが展示してあります。


⑯
鳴門板野古墳群
徳島県鳴門市にある古墳群で、弥生墳丘墓から後期古墳まで現存しています。
⑯-1
萩原2号墓
現況では形状が分からなくなっていますが、3世紀初頭に築造された弥生墳丘墓です。邪馬台国時代の阿波の有力者の墓で、もしかしするとこの被葬者の系譜の人物がヤマト王権設立に関与して、ホケノ山古墳に埋葬されたのかも知れません。

⑯-2
天河別神社1号、2号、3号、4号墳




⑯-3 宝幢寺古墳

⑯-4 大代古墳
道路建設により破壊される運命でしたが、史的重要性から道路は切り通しでなくトンネルとなり、古墳は守られました。ただし、墳丘近くに行ける日は毎年1日しかないため、遠くから眺めるのみです。なお、墳丘長54mは徳島県内で5位。

参加費
60,000円 → 50,000円
※北海道・中国・四国・九州は遠方に付き1日当たりの定価を20,000円にしていますが、今回はお値引きいたします。
催行人員
最大3名様、最少2名様
キャンセル料と発生時期
平日組、週末組に関わらず、10月22日から発生し、25,000円となります。
※今回は飛行機で現地に行くツアーですので、もしキャンセルされた場合、キャンセル待ちをされている方がいらっしゃったとしても、飛行機のチケットの購入が間に合わなくなる可能性があるので、その点をご留意いただければと思います。
注意事項
※AICTでは、分かりやすい表現として「ツアー」という言葉を使っていますが、AICTが主催するツアーは厳密には旅行の定義には当てはまらず、あくまでも現地集合現地解散の「講座」という位置づけです(詳しくは、こちらのページをご覧ください)
※各施設はこの企画を作った段階ではオープンしていることを確認していますが、万が一臨時休館になった場合は、代替場所にて催行させていただきます
※各ポイントへは稲用が自動車を使って送迎します
参加予定メンバー(7月28日現在)
平日組
・葉っぱさん
・蕪さん
・なほみさん
合計3名様(募集を締め切ります)
週末組
・まちさん
・沖永さん
・みっきぃさん
合計3名様(募集を締め切ります)