9/23~25【3日連続】巨石、縄文、アラハバキ、エミシ、ホモサピエンスではない人びと、そしてキリスト

※8月19日出発から9月23日出発に日程を変更しました(6月10日追記)

 岩手・青森・秋田県には多くの縄文遺跡や古い伝承のある場所がありますが、今回は江戸時代の南部藩の領域にあるスポットを南部人の孫にして、東北の歴史研究を20年以上やっている稲用がご案内します。

 クラブツーリズムの北東北縄文ツアーでも訪れる箇所(御所野遺跡とその博物館、是川縄文館、大湯ストーンサークルとその資料館)が含まれていますが、もしすでに行ったことがある方でも何度訪れても楽しめる場所です。

 普通の旅行会社のツアーではまず行かないマニアックな場所も織り込んでおり、伝承や信仰の方面から見ても、また考古学の方面から見ても注目すべきスポットばかりで、有名な縄文遺跡だけを表面的にサラッと見るのではなく、北東北の古代史の謎をより深く楽しんでいただきます。

開催日

2022年9月23日(金)~25日(日)(8月19日出発から変更)

集合場所と出発時刻

北上駅を10時に出発します
※東京方面から北上駅へは東北新幹線で向かうと思いますが、北上駅停車は本数が少なく、また夏休み期間でもあるため、切符が発売したらなるべく早く購入することをお勧めします
※具体的な待ち合わせ場所は後日お知らせします

宿泊場所

「本八戸」駅の近くでお取りください(連泊が便利です)
※八戸市は、八戸駅の近くよりも本八戸駅の近くの方がホテルも食事処も沢山あります

解散場所と帰着時刻

北上駅に18時までに戻ってきて解散となります(最後の探訪箇所から北上駅までは2~2.5時間ですので、15時半には見学を終了する予定です)

主な探訪箇所

【1日目】

① 成島三熊野神社

岩手県花巻市東和町北成島5-1

 日本最大のケヤキ一本彫(高さ4.73m)の兜跋毘沙門天立像を拝観します。

 花巻市のあたりは、9世紀初頭に坂上田村麻呂がアテルイを降したことにより、ようやく日本国の領域に入り仏教文化が流入しましたが、当地方に仏教が入ってきて比較的早い時期にこの毘沙門天立像が造立されました。西の方の仏像のように洗練されていないところが却って良く、とにかく大きさ勝負というところで迫力が凄いです。田村麻呂の伝承と絡めて考えると面白い。

 ※稲用は仏像については詳しくないですが、この毘沙門天立像はぜひ皆様に拝していただきたいと思いコースに入れました。

② 丹内山神社

岩手県花巻市東和町

 神社の創建は延暦20年(801)と伝わり、田村麻呂がアテルイを降した時期に近いですが、祭神は多邇知比古で、その名前からして9世紀よりもさらに昔の人物と考えられます。地元では蘇我氏との政争に敗れた物部氏がこの地に逃れてきたと伝わっており、確か高橋克彦さんも自身の小説の中で丹内山神社を登場させていました。

 胎内石と呼ばれる巨石があり、往古から信仰の対象となっており、アラハバキ信仰と絡めて考える人もおり、北東北の古代史の謎が詰まった注目すべき神社です。

③ 続石

岩手県遠野市綾織町

 岩手の巨石信仰の聖地のひとつ。絶妙なバランスで立つ巨石が不思議。

 ※当日の時間配分によっては割愛する可能性がありますのでご了承ください

④ 金取遺跡

岩手県遠野市宮守町

 こちらは伝説とか信仰とかではなく、バリバリの考古学関係です。9~8万年前の中期旧石器時代の石器が見つかっていますが、それを本物とするか偽石器とするかで学者の間では意見が分かれています。もし、本物だとしたらそれを作ったのはホモサピエンスよりも前にいた人です。


 ※目で見られるものは何もなくヴィジュアル的には弱いです

⑤ 御所野遺跡

岩手県一戸町

 ヴィジュアル的には岩手県ナンバーワンの縄文遺跡

⑥ 御所野遺跡博物館

重要文化財の遺物など素晴らしい展示

 

【2日目】

⑦ 是川縄文館

青森県八戸市

国宝の合掌土偶のほか縄文後・晩期の素晴らしい遺物を見学

⑧ 阿光坊古墳群

青森県おいらせ町

北東北の末期古墳のなかで最もきれいに整備されている

⑨ おいらせ阿光坊古墳館

青森県おいらせ町

阿光坊古墳群について詳しく解説している資料館

⑩ 日本中央の碑保存館

青森県東北町

謎の石碑「日本中央の碑」が保存されている資料館

⑪ キリストの墓

青森県新郷町

日本で106歳の天寿を全うしたキリストの墓といわれている

⑫ キリストの里伝承館

青森県新郷町

キリストの墓に関連する資料や民具、縄文土器・石器などを展示

⑬ 大石神ピラミッド

青森県新郷町

5万年前(ホモサピエンス以前)に造られたピラミッドといわれている

 

【3日目】

⑭ 黒又山

秋田県鹿角市

 通称「クロマンタ」、人工ピラミッド説のある山で、大湯ストーンサークルから見える山です。

 標高は280mで、20分ほど登ると山頂の本宮神社に至ります。本宮神社は元々は薬師如来を本尊としており、神社になったのは明治になってからです。その創建は、安倍貞任の一門の本宮徳治郎という医者と伝わっていますが、もしその名前が本当だとしたら、徳治郎という名前は古代人の名前ではないですね。

 縄文遺物も見つかっており、大湯ストーンサークルとともに縄文時代の祭祀を考えるうえで興味深い場所でもあります。

⑮ 三光塚古墳

秋田県鹿角市

秋田県で唯一墳丘が残る古墳

⑯ 猿賀神社

秋田県鹿角市

『日本書紀』の「仁徳紀」に蝦夷征討で戦死したあとも毒蛇となって蝦夷を殺害したと記されている上毛野君田道を祀る神社。田道は朝鮮半島での戦いでも活躍している。 

⑰ 大湯ストーンサークル

⑱ 大湯ストーンサークル館

秋田県鹿角市

大湯ストーンサークルや鹿角市内で出土した縄文遺物を展示

参加費

45,000円

催行人員

最大5名様、最少2名様

キャンセル料と発生時期

1ヶ月前の8月23日から発生し、22,500円となります。

注意事項

※AICTでは、分かりやすい表現として「ツアー」という言葉を使っていますが、AICTが主催するツアーは厳密には旅行の定義には当てはまらず、あくまでも現地集合現地解散の「講座」という位置づけです(詳しくは、こちらのページをご覧ください)
※各施設はこの企画を作った段階ではオープンしていることを確認していますが、万が一臨時休館になった場合は、代替場所にて催行させていただきます
※クマの出現によって探訪箇所が入場禁止になったりして行けなくなった場合は代替場所にて催行させていただきます
※各ポイントへは稲用が自動車を使って送迎します

参加予定メンバー(6月11日現在)

・球根さん
・勝衛さん

合計2名様(残席3名様)。




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