彼らは土で造ったお面を被って何をしていたのか
2023年9月29日号
縄文時代後晩期には、土で作ったお面を被って何かを行う何かが何らかの形で行われていたようだ。
何か何かって、それではさっぱり分からん!
と短気を起こす人は縄文時代に向いていないので、大人しく近代史でもやっていてください。
後期には、明らかに仮面を被っているように見える土偶も造られますし、当時はこういった土面を被るお祀りが流行したのでしょう。
紐を通したと思われる穴も開いています。
土面はユニークな表情のものが多いですが、これはむしろ普通。
いや、無表情な感じなのがかえって不気味かもしれません。
土壙墓から出ました。
ちなみに、縄文遺跡からは穴がたくさん見つかるのですが、用途不明の場合は単に「土壙」とします。墓であることが明瞭の場合は、「土壙墓」です。そこが集落跡の場合は、住居の柱穴跡がたくさん見つかります。貯蔵穴は結構深い穴ですし、炉の跡も穴状になっていたりします。
縄文人は穴が大好きです。
みんな穴が大好きです。
※本記事で紹介した遺物が現時点で展示されているとは限りませんので、その点はご了承ください。
一瞬、デスマスク?って思ってしまいました。
日刊遺物新聞気軽に読めるのがいいです。
他の読み物は気合を入れて読みます。
まだらさん
今までこういった脱力した記事はFBに書いていたのですが、あれだと友達限定でやっていて少しの人しか読めないので、こちらでも書くようにしました。
とくに縄文人が造ったものって面白いですね。