東京都八王子市・楢原遺跡の土鈴【日刊遺物新聞 第11号】

八王子の未来は君の双肩にかかっている!なで肩だけど。

2023年10月1日号

 写真ちっさ!

八王子市郷土資料館にて撮影

 これは2009年11月に八王子市郷土資料館で撮ったもので、手元に他にまともな写真がないのです。

 東京都八王子市の楢原遺跡で出土した縄文時代の「土鈴」です。

 普通は「どれい」と読むのですが、奴隷みたいなので、「どりん」で良いんじゃないかと思っていますが、「どれい」です。

 その名の通り、中空土偶の中に土の玉が入っていて、振ると音が鳴るんですよ。

 先日、AICTでラヴィを見に行ったとき、伝承館の方が八王子のこれがラヴィの仲間だということで注目していると話しており、やっぱり知っている人は知っているんだなと、八王子市民として嬉しくなりました。

 おそらく、八王子の古代の遺物の中ではこの子が最強じゃないでしょうか。

 ですから、八王子は今、新しい郷土資料館を作っているところですが、完成した暁にはぜひこの子を前面に立てて攻勢をかけて欲しいです。

 これを撮った頃もそうだったのですが、意外とこの子は人気者で各地に出かけていたため留守であることが多く、まともな写真を撮りたいなあと思いつつ、いつでも行けるからと思っていたら郷土資料館は閉館してしまいました。

 新しい郷土資料館、はやくできないかな。

 レプリカだったらサザンスカイタワーの「はちはく」に展示してありますよ。

八王子博物館「はちはく」にて撮影

 あ、ちなみにその横の小銅鐸も凄いものですが、これもレプリカ。

 そういえば、新しい郷土資料館を作る上で、私にはまったく相談がないなあ・・・

 おかしいなあ・・・

 いや、私の頭がおかしいんだろうなあ・・・

今はなき八王子市郷土資料館

 ※本記事で紹介した遺物が現時点で展示されているとは限りませんので、その点はご了承ください。

 

 

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