麻賀多神社
さきほど見上げた階段の下まで戻ってきました。
こちらの北側の階段は「裏参道」のようです。
左手を見ると、堀跡のようなものがあります。
この場所は、本佐倉城の外郭である荒上(あらうえ)のさらに外側なので、城郭遺構ではないかもしれませんが気になります。
社殿の横っちょに到達しました。
境内には自然地形なのか人工的な物なのか分かりませんが、塚のような土塁のようなものがあります。
印旛沼の周辺には、4つの神社の信仰圏がお互い混ざらずに明確なテリトリーを形成しており、東から南側には麻賀多(まかた)神社が18社あります。ちなみにほかの神社は、印旛沼の概ね東側には、埴生(はぶ)神社が3社。北西側沿岸には宗像(むなかた)神社が13社。その北側には鳥見(とみ)神社が18社確認あります。
麻賀多神社の由緒に関しては、日本武尊伝承や印波国造とも絡んでおり、まだ明確な説明はできませんが、若干の考察をしています。本サイト内の「房総の古代史」のページをご覧ください(ページ内を検索して当該箇所を見つけてください)。
裏から入ってきて恐縮ですが、表から神社をあとにします。