イントロダクション(北上駅)|岩手県北上市【AICT開催レポート】第155次現地講座「岩手の縄文にドップリ浸かる」その1

 2024年9月10日(火)から2泊3日で、標記の現地講座を開催しました。

 東京はまだまだ暑い日々が続く中、岩手県はとても快適で、3日間一度も傘の出番もなく、天候にも恵まれた現地講座となりました。

 ただ、首都圏から訪れた私たちは快適に感じていたものの、現地の方からは「暑い」という言葉を何度も聴きましたし、私が四半世紀前によく岩手に行っていた頃は、お盆を過ぎると夜は長袖を着ていたことを考えると、地球の暖まり様はやはりおかしい。

 地球滅亡も近そうなので、その前に遺跡や博物館を楽しむことにしましょう。

 さて、本現地講座の集合場所は北上駅です。

 私は皆様よりも早い新幹線で向かい、待ち合わせ時間まで「亜撮り鉄活動」を実施しました。

 在来線のホームに上がると、八高線でよく乗るキハ110系が停まっています。しかも見たことのない3両編成!

 

 でも、形式表示を見ると「キハ100」です。

 

 実は、キハ110系は20m級車両で、キハ100系は16m級車両ということで、それが大きな違いなのです。

 キハ110系はこちらです。

小諸駅にて(2024年7月22日撮影)

 

 窓の枚数が違ったりして何となく長いのが分かりますが、パッと見では分からないですね。

 因みに先日、長野の現地講座を終えた後、私は小海線に乗って帰ってきて、上のキハ110系もその時に撮ったものですが、小諸駅には豪華列車の「HIGH RAIL 1375」が停まっていました。

小諸駅にて(2024年7月22日撮影)

 

 これは1編成だけあるのですが、キハ100系と110系を1両ずつ改造したものです。ちょこちょこと外見的にも改造されていますが、塗色が違うとかなり印象が変わりますね。

 なお、「HIGH RAIL」というのは、小海線が標高の高いところを走るためで、「1375」という数字は、清里駅と野辺山駅の間にある踏切付近がJRで最も標高の高い1375mであることに因んでいます。

 塗色違いでは、10年前には八高線でこんな塗色のも走っていました。

折原駅にて(2014年11月15日撮影)

 

 キハ100系・110系はディーゼルカーです。東京都心にお住まいの方はなかなかディーゼルカーに乗る機会はないと思いますが、東京から近い場所で乗りたい場合は、八高線の高麗川駅~高崎駅間で乗れますので、ぜひ乗りに行ってください。

 話を北上駅に戻すと、北上駅に停まっているキハ100系には「大船渡線」のステッカーが貼られていました。

 

 大船渡線は一ノ関駅と気仙沼駅を結ぶ路線なので、全然北上駅とは関係ないと思うのですが・・・。

 ※註:この理由は鉄道マニアの方ならご存じかと思うので知っていたら教えてください。

 因んでばかりいますが、因みに「ドラゴンレール」という愛称は、平成4年の公募で決まったもので、大船渡線の路線がくねくねしていることに因んだとされていますが、大船渡線の線路がくねくねしているのは、元々は直線で造る予定が、原敬(岩手出身の総理大臣)の意図などの政治的要因によって結果的に現在の形になってしまったからだそうです。

 キハ100系は回送列車として一ノ関方面に出発して行きました。

 

 北上駅は東北本線の駅でもありますが(というかこれがメイン)、東北本線では701系が活躍しています。

 盛岡行きがやってきました。

 

 4両編成です。

 

 すでに停まっていた後発の盛岡行きと並びました。

 

 さて、待ち合わせ時刻も近くなってきたので、改札口を出て皆様を待ち受けるとするか。

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