最終更新日:2024年12月25日
※写真はすべて稲用が撮影しました
※写真はなるべく文様が見えるように明るめに補正していますので、実物とは色味が違うことがあります
※展示ケースの反射で余計なものが写り込んでいるものがあります
※今一ピンが甘いものがあります
※撮影禁止のものは写していないつもりですが、万が一掲載不可のものがあったらお知らせください
※型式を始めとして説明文におかしな点がありましたらご教示ください
※紹介した遺物が現在その施設で展示されているとも限らないのでご注意ください
※各写真はクリックで拡大します
物見台式土器の標式遺跡は、青森県東通村の物見台遺跡です。
物見台式土器は、貝殻の腹縁で沈線を施文した尖底土器で、前後の土器と比べると幾何学的な文様が際立っており、この時期の縄文人にいったい何が起きてこんなデザインになってしまったのか気になります。口縁は平縁と波状があり、乳房状突起を有するものもあります。
参考資料
・『縄文土器大観1 草創期 早期 前期』 小林達雄/編 小川忠博/撮影 1989年
・『縄文土器の研究 普及版』 小林達雄/著 2002年
・『縄文土器ガイドブック』 井口直司/著 2012年