茅山下層式土器/縄文時代早期【ひたすら土器写真】

最終更新日:2025年1月2日

※写真はすべて稲用が撮影しました
※写真はなるべく文様がよく見えるように明るめに補正していますので、実物とは色味が違うことがあります
※展示ケースの反射で余計なものが写り込んでいるものがあります
※今一ピンが甘いものがあります
※撮影禁止のものは写していないつもりですが、万が一掲載不可のものがあったらお知らせください
※型式を始めとして説明文におかしな点がありましたらご教示ください
※紹介した遺物が現在その施設で展示されているとも限らないのでご注意ください
※各写真はクリックで拡大します

 

 

 茅山下層(かやまかそう)式土器の標式遺跡は、神奈川県横須賀市にある神奈川県指定史跡・茅山貝塚です。

 

  

 茅山下層式土器の器形は、鵜ヶ島台式土器と同様で、1~2段の屈曲を持ちますが、屈曲の度合いは鵜ヶ島台式よりも弱くなりました。底部は平底です。文様も鵜ヶ島台式と同様な袈裟懸け状の幾何学文様のものも見られますが、細隆線や沈線による区画を表現しなくなります。

キャプション情報
タイトル:深鉢形土器<茅山下層式土器>
出土地:神奈川県横須賀市吉井第1貝塚
土器型式:茅山下層式

横須賀市自然・人文博物館
2024年9月8日撮影

 

 

 

キャプション情報
タイトル:深鉢形土器<茅山下層式土器>
出土地:神奈川県横須賀市吉井第1貝塚
土器型式:茅山下層式

横須賀市自然・人文博物館
2024年9月8日撮影

 

キャプション情報
タイトル:深鉢形土器
出土地:千葉県船橋市飛ノ台貝塚
土器型式:茅山下層式

飛ノ台史跡公園博物館
2024年11月24日撮影

 

 

参考資料

・『縄文土器大観1 草創期 早期 前期』 小林達雄/編 小川忠博/撮影 1989年
・『縄文土器の研究 普及版』 小林達雄/著 2002年
・『縄文土器ガイドブック』 井口直司/著 2012年

 

 

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