【全国古墳大きさランキング④】120~129mの古墳一覧

最終更新日:2025年1月9日

 

【注意事項】
・写真はすべて稲用が撮影したものを使用しています
・稲用が訪れたことのない古墳は「未探訪」を表示します
・隠滅してしまった古墳もランキングに含めます
・アイコンの形状は古墳の形状を示し、赤は前期、青は中期、黄は後期、緑は終末期、黒は不明を示し、半透明は湮滅していることを示します
・墳丘長は、原則的には説明板に記載された値ですが、説明板が設置されていなかったり、説明板に記されている数値があきらかに古い情報であることが分かる場合は、各自治体のHPや市販の書籍、あるいは、奈良女子大謹製の「全国古墳データベース」を参照しています
・古墳の大きさや築造時期は研究の進展によって変わりますので、本ページの内容が絶対合っているとは思わないでください
・稲用が知らないことは沢山あるので、知ってしまったタイミングでランキングが変動することがあります
・掲載内容について何か思うところがありましたらコメント欄などでご教示ください

 

▲ 130m以上の古墳はこちら

 

119位タイ 129m

129m
前橋天神山古墳

まえばしてんじんやまこふん
群馬県前橋市広瀬

群馬県7位

前方部湮滅

 

 

129m
手繰ヶ城山古墳

福井県永平寺町松岡志比堺

福井県2位

 

 

 

121位 128m

128m
恵解山古墳

いげのやまこふん
京都府長岡京市勝竜寺

京都府7位

 

 

 

122位 127.3m

122位
127.3(DB)
上武士天神山古墳(湮滅)

かみたけしてんじんやま
群馬県伊勢崎市境上武士

 

 

123位タイ 127m

127m
吾妻古墳

あずまこふん
栃木県壬生町

栃木県1位

 

 

127m
亀ヶ森古墳

福島県会津坂下町青津

福島県1位
東北2位

 

 

127m(DB)
佐紀高塚古墳

さきたかつかこふん
奈良県奈良市山陵町

称徳天皇陵

 

127m(*4
真名板高山古墳

まないたたかやまこふん
埼玉県行田市真名板

埼玉県2位

 

 

127位 126m

126m
新山古墳

しんやまこふん
奈良県広陵町大塚

前方後方墳全国4位

 

 

 

128位タイ 125m

125m
お富士山古墳

おふじやまこふん
群馬県伊勢崎市安堀町

関東・東北で唯一見られる長持形石棺が墳頂にある

群馬県8位

 

 

125m
上の山古墳

じょうのやまこふん
奈良県天理市渋谷町

 

 

125m(*5
下池山古墳

しもいけやまこふん
奈良県天理市成願寺町

前方後方墳全国5位

 

 

125m(岡山市HP)
湊茶臼山古墳

みなとちゃうすうやまこふん
岡山県岡山市中区湊

説明板未設置

 

125m(*5
別所大塚古墳

奈良県天理市石上町

 

 

133位 124.8m

124.8m(古墳資料館)
琵琶塚古墳

びわづかこふん
栃木県小山市飯塚

栃木県2位

 

 

 

134位 124m

124m
朝子塚古墳

ちょうしづかこふん
群馬県太田市牛沢

群馬県9位

 

 

 

135位タイ 123m

123m
大鶴巻古墳

おおつるまきこふん
群馬県高崎市倉賀野町

群馬県10位

 

 

123m(*)
三之分目大塚山古墳

さんのわけめおおつかやまこふん
千葉県香取市三ノ分目

(*)「文化遺産オンライン」HP

千葉県3位

 

 

123m
青塚古墳

あおづかこふん
愛知県犬山市楽田

愛知県2位

 

 

123m(氷川町HP)
大野窟古墳

おおのいわやこふん
熊本県氷川町大野

熊本県1位
九州10位

 

 

139位 122.5m

122.5m
郡山新木山古墳

こおりやまにきやまこふん
奈良県大和郡山市新木町

 

 

 

140位タイ 122m

122m
三条塚古墳

さんじょうづかこふん
千葉県富津市下飯野

千葉県4位

 

 

122m
高屋築山古墳

たかやつきやまこふん

伝安閑天皇陵

 

 

122m(DB)
野中ボケ山古墳

のなかぼけやまこふん
大阪府藤井寺市青山

仁賢天皇陵

説明板未設置

 

 

143位 121.7m

121.7(DB)
上並榎稲荷山古墳(湮滅)

かみなみえいなりやまこふん
群馬県高崎市上並榎町

 

 

144位 121m

121m(DB)
石山古墳

三重県伊賀市才良片岨

三重県3位

説明板未設置
墳丘侵入不可

 

 

145位 120.6m

120.6m(古墳資料館)
摩利支天塚古墳

まりしてんづかこふん
栃木県小山市飯塚

栃木県3位

 

 

 

146位タイ 120m

120m(*4
稲荷山古墳

いなりやまこふん

埼玉県3位

 

 

120m
坊の塚古墳

岐阜県各務原市鵜沼羽場町

岐阜県2位

 

 

120m(DB)
岡本山古墳(弁天山A1号墳)

大阪府高槻市南平台

説明板未設置

 

120m(*5
栗塚古墳

くりづかこふん
奈良県天理市成願寺町

説明板未設置

 

120m(*5
アンド山古墳

あんどやまこふん
奈良県天理市柳本町

説明板未設置

 

120m(DB)
中山茶臼山古墳

なかやまちゃうすやまこふん
岡山県岡山市北区尾上

大吉備津彦墓

説明板未設置

 

120m
白鳥古墳

山口県平生町佐賀

山口県1位

 

 

120m
石人山古墳

せきじんさんこふん
福岡県広川町一条

福岡県3位
九州11位タイ

 

 

120m(DB)
松坂古墳

熊本県和水町瀬川

熊本県2位
九州11位タイ

説明板未設置

 

120m
計塚古墳(持田1号墳)

はかりづかこふん
宮崎県児湯郡高鍋町持田

宮崎県5位
九州11位タイ

 

 

120m
東田大塚古墳

ひがいだおおつかこふん
奈良県桜井市東田

 

 

120m
禁野車塚古墳

きんやくるまづかこふん
大阪府枚方市

 

 

120(DB)
長辺寺山古墳

茨城県桜川市岩瀬

茨城県5位

 

120(DB)
膳所茶臼山古墳

滋賀県大津市膳所平尾町

滋賀県2位

 

120
宿寺山古墳

岡山県総社市宿

 

120(DB)
菅相塚古墳

大阪府寝屋川市菅相塚町

寝屋川市のHPによると、平成5年の調査では古墳を証明する遺物は発見されず、古墳ではないかもしれないとのこと

  

120
帝塚山古墳

大阪府大阪市住吉区帝塚山西

 

120
御勝山古墳

大阪府大阪市生野区勝山北

 

120(*5
シウロウ塚古墳

奈良県天理市渋谷町

 

 

▼ 120m未満の古墳はこちら

 

【註】

*1 世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産には、以下の49基の古墳が含まれます。

 百舌鳥古墳群から以下の23基

 仁徳天皇陵古墳(1位・大山古墳)、履中天皇陵古墳(3位・上石津ミサンザイ古墳)、ニサンザイ古墳(7位・土師ニサンザイ古墳)、反正天皇陵古墳(田出井山古墳)、御廟山古墳、いたすけ古墳、茶山古墳、大安寺山古墳、永山古墳、源右衛門山古墳、塚廻古墳、収塚古墳、孫太夫山古墳、竜佐山古墳、銅亀山古墳、菰山塚古墳、丸保山古墳、長塚古墳、旗塚古墳、銭塚古墳、寺山南山古墳、七観音古墳、善右ヱ門山古墳

 古市古墳群から以下の26基

 津堂城山古墳、仲哀天皇陵古墳、鉢塚古墳、允恭天皇陵古墳、仲姫命陵古墳、鍋塚古墳、助太山古墳、中山塚古墳、八島塚古墳、古室山古墳、大鳥塚古墳、応神天皇陵古墳(2位・誉田御廟山古墳)、誉田丸山古墳、二ツ塚古墳、東馬塚古墳、栗塚古墳、東山古墳、はざみ山古墳、墓山古墳、野中古墳、向墓山古墳、西馬塚古墳、浄元寺山古墳、青山古墳、峯ヶ塚古墳、白鳥陵古墳

*2 国指定史跡「古市古墳群」には、以下の古墳が含まれます。

 応神天皇陵古墳外濠外堤(2位・誉田御廟山古墳)、仲津山古墳(9位)、墓山古墳、城山古墳(津堂城山古墳)、古室山古墳、大鳥塚古墳、峯ヶ塚古墳、赤面山古墳、助太山古墳、鍋塚古墳、野中古墳、鉢塚古墳、はざみ山古墳、青山古墳、蕃所山古墳、稲荷塚古墳、東山古墳、割塚古墳、唐櫃山古墳、松川塚古墳、浄元寺山古墳、白鳥陵古墳周堤、仲姫命陵古墳周堤

*3 国指定史跡「百舌鳥古墳群」には、以下の古墳が含まれます。

 ニサンザイ古墳周濠(7位・土師ニサンザイ古墳)、御廟山古墳内濠、乳岡古墳、いたすけ古墳、長塚古墳、収塚古墳、塚廻古墳、文珠塚古墳、丸保山古墳、御廟表塚古墳、ドンチャ山古墳、正楽寺山古墳、鏡塚古墳、善右ヱ門山古墳、銭塚古墳、グワショウ坊古墳、旗塚古墳、寺山南山古墳、七観音古墳

*4 『史跡埼玉古墳群総括報告書Ⅰ』(埼玉県教育委員会/編・2018)

*5 『天理の古墳 100』(天理市教育委員会/編・2015)

*6 『生目古墳群とみやざきの古墳群』(宮崎市教育委員会/編・2019)

*7 『シリーズ「遺跡を学ぶ」093 ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』(今尾文昭/著・2014)


【全国にある古墳の数】

 平成28年度の文化庁の資料によると、文化庁が把握している全国の古墳の数(周知の埋蔵文化財包蔵地数)は、墳丘を持ついわゆる普通の「古墳」である高塚古墳と墳丘を持たない横穴墓を合わせて、現存している物は、137,362基で、消滅した物は、18,218基とされ、合計159,636基となっています(現存と消滅を合わせると合計が合わないので、この資料も完ぺきではありません)。

 ⇒文化庁「埋蔵文化財関係統計資料 平成28年度」

 ただし、研究者や古墳マニアの間では実際にはもっとたくさんの古墳があると囁かれており、その数は30万基とも言われています。


【陵墓とは】

 陵墓とは、皇室典範第27条「陵墓」によると、天皇・皇后・太皇太后・皇太后を葬る所を「陵(みささぎ)」と呼び、その他の皇族を葬る所を「墓(はか)」と呼び、それらを合わせて「陵墓」と呼びます。

 宮内庁のHPによると、陵墓は1都2府30県に存在し、陵が188、墓が555、分骨所・火葬塚・灰塚など陵に準ずるものが42、髪歯爪塔などが68、陵墓参考地が46があり、総計は899ですが、箇所数としては同域のものもあるため、460箇所となります。

 私たちが一般的に「天皇陵」と呼んでいる陵の一覧に関しては下記にあります。

 ⇒宮内庁HP内の「天皇陵」のページ

 

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