【全国古墳大きさランキング③】130~149mの古墳一覧

最終更新日:2025年1月17日

  

【注意事項】
・写真はすべて稲用が撮影したものを使用しています
・稲用が訪れたことのない古墳は「未探訪」を表示します
・隠滅してしまった古墳もランキングに含めます
・アイコンの形状は古墳の形状を示し、赤は前期、青は中期、黄は後期、緑は終末期、黒は不明を示し、半透明は湮滅していることを示します
・墳丘長は、原則的には説明板に記載された値ですが、説明板が設置されていなかったり、説明板に記されている数値があきらかに古い情報であることが分かる場合は、各自治体のHPや市販の書籍、あるいは、奈良女子大謹製の「全国古墳データベース」を参照しています
・古墳の大きさや築造時期は研究の進展によって変わりますので、本ページの内容が絶対合っているとは思わないでください
・稲用が知らないことは沢山あるので、知ってしまったタイミングでランキングが変動することがあります
・掲載内容について何か思うところがありましたらコメント欄などでご教示ください

 

▲ 150m以上の古墳はこちら

  

76位 148m

*1)148m
田出井山古墳

たでいやまこふん
大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町

反正天皇・百舌鳥耳原北陵(もずのみみはらのきたのみささぎ)

 

 

 

77位 146m

*1*3)146m
いたすけ古墳

いたすけこふん
大阪府堺市北区百舌鳥本町

 

 

 

78位 145m

145m
蛭子山1号墳

えびすやまいちごうふん
京都府与謝野町明石

京都府5位

 

 

 

79位 144m

144m
内裏塚古墳

だいりづかこふん
千葉県富津市二間塚

千葉県1位

 

 

 

80位 143m

143m
壇場山古墳

だんじょうざんこふん
兵庫県姫路市御国野町国分寺

兵庫県3位

 

 

 

81位タイ 142m

142m(DB)
小造山古墳

こづくりやまこふん
岡山県総社市下林・岡山市北区新庄上

説明板未設置

 

142m
馬塚古墳

うまづかこふん
三重県名張市新田

三重県2位

 

 

 

83位タイ 141m

141m
池田古墳

兵庫県朝来市和田山町

兵庫県4位

 

 

141m(DB)
芦間山古墳

あしまやまこふん
茨城県筑西市徳持

茨城県3位

 

 

85位タイ 140m

140m(*5
波多子塚古墳

はたごづかこふん
奈良県天理市萱生町

前方後方墳全国2位

 

 

140m
秋常山1号墳

あきつねやまいちごうふん
石川県能美市秋常町

日本海側1位タイ

 

 

140m
六呂瀬山1号墳

ろくろせやまいちごうふん
福井県坂井市丸岡町
六呂瀬山古墳群

日本海側1位タイ

 

 

140m(DB)
黄金塚2号墳

こがねづかにごうふん
京都府京都市伏見区桃山町
伊予親王(桓武天皇第三皇子)・巨幡墓(こはたのはか)

京都府6位

 

140m
狐井城山古墳

きついしろやまこふん
奈良県香芝市狐井

 

 

140m(DB)
平田梅山古墳

ひらたうめやまこふん
奈良県明日香村平田

欽明天皇陵

説明板未設置

 

140m
東大寺山古墳

とうだいじやまこふん
奈良県天理市櫟本町東大寺山北高塚

出土した「中平」銘鉄刀などは国宝指定されトーハク平成館に展示

 

 

140m(DB)
唐仁1号墳

鹿児島県東串良町新川西

九州4位タイ
鹿児島県1位タイ

 

 

140m
横瀬古墳

よこせこふん
鹿児島大崎町横瀬

九州4位タイ
鹿児島県1位タイ

 

 

 

94位タイ 139m

139m
富田茶臼山古墳

とみだちゃうすやまこふん
香川県さぬき市大川町

四国1位

 

 

139m(*5
東殿塚古墳

ひがしとのづかこふん
奈良県天理市中山町

 

 

 

96位 138.5m

138.5m
尾上車山古墳

岡山県岡山市北区尾上

 

 

97位タイ 138m

138m(DB)
鳥屋ミサンザイ古墳(見三才古墳)

とりやみさんざいこふん(みさんざいこふん)
奈良県橿原市鳥屋町

宣化天皇・橘仲皇女陵

 

138m
浦間茶臼山古墳

岡山県岡山市東区浦間宮の嵶

 

 

 

99位 137m

137m(*6
生目3号墳

いきめさんごうふん
宮崎県宮崎市跡江

宮崎県3位
九州6位

 

100位 136.5m

136.5m
水戸愛宕山古墳

みとあたごやまこふん
茨城県水戸市愛宕町

茨城県4位

 

 

 

101位 136m

136m(*)
安土瓢箪山古墳

滋賀県近江八幡市安土町

滋賀県1位

(*)安土城考古博物館の展示パネル

 

 

 

102位タイ 135m

135m+
屋敷山古墳

やしきやまこふん
奈良県葛城市新

 

 

135m
岩戸山古墳

いわとやまこふん
福岡県八女市吉田

福岡県1位
九州7位

 

 

 

104位 132.2m

132.2m
二子山古墳

ふたごやまこふん
埼玉県行田市埼玉

埼玉県1位

 

 

 

105位 132m

132m(DB)
天神山古墳

てんじんやまこふん
山梨県甲府市下向山

山梨県2位

説明板未設置

 

106位タイ 130m

130m
前橋八幡山古墳

まえばしはちまんやまこふん
群馬県前橋市朝倉町4丁目

前方後方墳東日本1位
前方後方墳全国3位
群馬県6位

 

 

130m
久米田貝吹山古墳

くめだかいぶきやまこふん
大阪府岸和田市池尻町

 

 

130m(説、*5
中山大塚古墳

なかやまおおつかこふん
奈良県天理市中山大塚

 

 

130m(説、*5
ヒエ塚古墳

ひえづかこふん
奈良県天理市萱生町

 

 

130m
松岳山古墳

大阪府柏原市国分市場

 

 

130m
乙女山古墳

おとめやまこふん
奈良県河合町佐味田

帆立貝全国2位

 

 

130m
一本松古墳

いっぽんまつこふん
奈良県広陵町寺戸

 

 

130m(*6
生目1号墳

いきめいちごうふん
宮崎県宮崎市跡江

宮崎県4位
九州8位

 

130m
黒塚古墳

くろづかこふん
奈良県天理市柳本町

 

 

130m
姉崎天神山古墳

あねざきてんじんやまこふん
千葉県市原市姉崎

千葉県2位

 

 

130m
石塚山古墳

いしづかやまこふん
福岡県苅田町

福岡県2位
九州9位

 

 

130m(*5
ヲカタ塚古墳

奈良県天理市渋谷町

墳丘の形状が判明しておらず、前方後円墳だったら130mくらいになると考えられている

 

130m(DB)
駒寄村11号墳(湮滅)

群馬県北群馬郡吉岡村大字大久保

 

 

▼ 130m未満の古墳はこちら

 

【註】

*1 世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産には、以下の49基の古墳が含まれます。

 百舌鳥古墳群から以下の23基

 仁徳天皇陵古墳(1位・大山古墳)、履中天皇陵古墳(3位・上石津ミサンザイ古墳)、ニサンザイ古墳(7位・土師ニサンザイ古墳)、反正天皇陵古墳(田出井山古墳)、御廟山古墳、いたすけ古墳、茶山古墳、大安寺山古墳、永山古墳、源右衛門山古墳、塚廻古墳、収塚古墳、孫太夫山古墳、竜佐山古墳、銅亀山古墳、菰山塚古墳、丸保山古墳、長塚古墳、旗塚古墳、銭塚古墳、寺山南山古墳、七観音古墳、善右ヱ門山古墳

 古市古墳群から以下の26基

 津堂城山古墳、仲哀天皇陵古墳、鉢塚古墳、允恭天皇陵古墳、仲姫命陵古墳、鍋塚古墳、助太山古墳、中山塚古墳、八島塚古墳、古室山古墳、大鳥塚古墳、応神天皇陵古墳(2位・誉田御廟山古墳)、誉田丸山古墳、二ツ塚古墳、東馬塚古墳、栗塚古墳、東山古墳、はざみ山古墳、墓山古墳、野中古墳、向墓山古墳、西馬塚古墳、浄元寺山古墳、青山古墳、峯ヶ塚古墳、白鳥陵古墳

*2 国指定史跡「古市古墳群」には、以下の古墳が含まれます。

 応神天皇陵古墳外濠外堤(2位・誉田御廟山古墳)、仲津山古墳(9位)、墓山古墳、城山古墳(津堂城山古墳)、古室山古墳、大鳥塚古墳、峯ヶ塚古墳、赤面山古墳、助太山古墳、鍋塚古墳、野中古墳、鉢塚古墳、はざみ山古墳、青山古墳、蕃所山古墳、稲荷塚古墳、東山古墳、割塚古墳、唐櫃山古墳、松川塚古墳、浄元寺山古墳、白鳥陵古墳周堤、仲姫命陵古墳周堤

*3 国指定史跡「百舌鳥古墳群」には、以下の古墳が含まれます。

 ニサンザイ古墳周濠(7位・土師ニサンザイ古墳)、御廟山古墳内濠、乳岡古墳、いたすけ古墳、長塚古墳、収塚古墳、塚廻古墳、文珠塚古墳、丸保山古墳、御廟表塚古墳、ドンチャ山古墳、正楽寺山古墳、鏡塚古墳、善右ヱ門山古墳、銭塚古墳、グワショウ坊古墳、旗塚古墳、寺山南山古墳、七観音古墳

*4 『史跡埼玉古墳群総括報告書Ⅰ』(埼玉県教育委員会/編・2018)

*5 『天理の古墳 100』(天理市教育委員会/編・2015)

*6 『生目古墳群とみやざきの古墳群』(宮崎市教育委員会/編・2019)

*7 『シリーズ「遺跡を学ぶ」093 ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』(今尾文昭/著・2014)


【全国にある古墳の数】

 平成28年度の文化庁の資料によると、文化庁が把握している全国の古墳の数(周知の埋蔵文化財包蔵地数)は、墳丘を持ついわゆる普通の「古墳」である高塚古墳と墳丘を持たない横穴墓を合わせて、現存している物は、137,362基で、消滅した物は、18,218基とされ、合計159,636基となっています(現存と消滅を合わせると合計が合わないので、この資料も完ぺきではありません)。

 ⇒文化庁「埋蔵文化財関係統計資料 平成28年度」

 ただし、研究者や古墳マニアの間では実際にはもっとたくさんの古墳があると囁かれており、その数は30万基とも言われています。


【陵墓とは】

 陵墓とは、皇室典範第27条「陵墓」によると、天皇・皇后・太皇太后・皇太后を葬る所を「陵(みささぎ)」と呼び、その他の皇族を葬る所を「墓(はか)」と呼び、それらを合わせて「陵墓」と呼びます。

 宮内庁のHPによると、陵墓は1都2府30県に存在し、陵が188、墓が555、分骨所・火葬塚・灰塚など陵に準ずるものが42、髪歯爪塔などが68、陵墓参考地が46があり、総計は899ですが、箇所数としては同域のものもあるため、460箇所となります。

 私たちが一般的に「天皇陵」と呼んでいる陵の一覧に関しては下記にあります。

 ⇒宮内庁HP内の「天皇陵」のページ

 

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