2011年に開始し、2022年以降は開店休業中の私のgooブログですが、gooブログ自体が2025年11月18日にサーヴィスを終了することになりました。
当初は、何千本も書いた記事はそのまま消えていってもよいと思ったのですが、自分で書いておきながら個人的に興味深い記事は、ひとまずこちらにコピペしておくことにしました。
基本的には当時書いた文章の修正はしないので、知識・経験不足からくる奇妙な点もあると思いますが、ご了承ください。
※画像は2025年11月19日以降は表示されませんが、もし時間があれば表示できるように再アップします。
※本記事は、2019年6月27日に投稿した記事です。
2018年10月2日(火)の探訪レポート
⇒【gooブログから】安芸国総社跡|広島県府中町 【安芸・備後古代史探訪 ①】
安芸国の総社跡を見た後は、すぐ近くにある国庁跡を目指します。
国庁跡には田所明神社があるようです。
狭い道を走りますが、レンタカーが軽で良かった。
しかもこれと同じような形の車をいつもダスキンで乗っているので非常に運転しやすいです。
ナヴィに従って田所明神社に到着すると、何やら作業中のようです。
小さい神社ですが駐車スペースが何台分かあります。
ただ、空いているのは1台分のみだったので神社で作業をしていた方に断って停めさせていただきます。
どうやら祭礼の準備をしているようです。
邪魔にならないように素早く参拝を済ませましょう。



律令国家の遺跡としては国府跡と並んで国分寺跡も有名ですが、どちらかというと国分寺の遺跡の方が残りが良く、国府跡の方が遺跡が見つかっていない国が多いです。
安芸国の場合も当初は西条にあったのが後にこの地へ移ったと言われていますが、この地で具体的に遺跡や遺物が見つかったということはありません。
あくまでも、推定地というわけです。

この地域には古代の終わりくらいから安芸国府の在庁官人だった田所氏が盤踞しており、同氏の田所文書は広島県の重要文化財になっています。

田所氏は阿岐国造家であった佐伯氏の末裔とも伝わっていますよ。
今回の旅でめぐっている場所とその周辺の国府跡および国造支配地域はこんな感じです。

まだ府中町歴史民俗資料館がオープンする時刻にならないので、もう少し付近をめぐってみましょう。
⇒【gooブログから】多家神社|広島県府中町 ~神武天皇が東征の折に滞在したと伝わる地に建つ~ 【安芸・備後古代史探訪 ③】
