【残席2名様・プチ離島シリーズ】5/15~17【3日連続】南九州を代表する縄文遺跡・上野原遺跡と隼人そして積石塚 <第N次AICT>

 

講座概要

 1万6500年前に青森県で日本最初の土器が造られて以降、日本各地で続々と土器が造られ始め、縄文時代がスタートしました。南部九州も早期の頃には、本現地講座で訪れる上野原遺跡が成立し、人びとの生活が活発に展開していたことが分かります。しかしその後、急激に衰退してしまいました。なぜ衰退してしまったのか・・・。南九州の縄文時代の実態を本現地講座で探ってみてください。

 また、南九州には、弥生時代の後半から古墳時代にかけて独特な墓制が展開します。例えば西都原考古博物館などの宮崎県南部にある博物館に行くと地下式横穴墓の説明がありますが、独特なものはそれだけでなく、地下式板石積石室墓や立石土抗墓という他の地域には見られない墓制がありました。それらは古代の隼人との関連が考えられます。今回は、地下式板石積石室墓について知ってもらいます。

 南九州では大型前方後円墳が造営された地域と、されなかった地域のコントラストが明瞭です。今回めぐる薩摩地方は、前方後円墳がほぼ無い地方ですが、独特な古墳が築造されています。隼人の問題も含め、ヤマト王権との関連も考察してみましょう。

 本現地講座のテーマは、南九州の縄文・弥生・古墳、そして隼人です。蝦夷(えみし)に興味がある方は、隼人も知るべきでしょう。

 なお、今回は「離島シリーズ」ではありませんが、「プチ離島シリーズ」として、鹿児島県沖の「長島」へ渡ります(現在は橋で繋がっています)。長島には多くの古墳があり、しかも積石塚が多いという特徴があり、独特な文化があったことが分かります。

 

 ※九州にクマはいません。

 ※本現地講座を企画した段階では、各館の休館予定はチェックしていますが、もし臨時休館になってしまった場合は、他の箇所で代替させていただきます。

 ※各館に展示してある遺物に関しては、タイミングによっては他館へ貸出している可能性がありますが、その場合はご了承ください。

 ※本現地講座は自動車を使用します。

 

本講座のテーマ

 AICTの掲げるテーマの内、本講座は主として「◎」に該当します。

旧石器時代日本人のルーツと列島文化の始まりを探る
縄文時代土器と土偶を楽しもう・列島各地の多様な縄文文化に触れる
弥生時代列島各地における国ぐにの発生と邪馬台国の謎を追う
古墳~飛鳥時代リアル日本書紀・ヤマト王権の確立と古代国家成立への軌跡を探る
古墳~飛鳥時代列島各地の古墳をめぐろう・諸国古墳探訪 薩摩編
奈良~平安リアル続日本紀・列島各地に残る律令国家を見る

 

開催日

5月15日(金)~17日(日)

 

集合場所と出発時刻

鹿児島空港の到着ロビーに10:15集合とします。

以下の飛行機をお取りください(2月4日現在まだ余裕があります。これに近い時刻のANAはほぼ満席です)

・JAL643便 羽田空港8:05発 鹿児島空港10:00着

※稲用もこれを取りました(2月5日追記)

 

宿泊場所

1泊目:鹿児島中央駅近辺
2泊目:川内駅近辺

 

解散場所と帰着時刻

鹿児島空港に下記の飛行機に乗れるように戻ります。

JAL652便 鹿児島空港19:10発 羽田空港20:50着(2月4日現在まだ余裕があります)

  

昼食

多分ですが、初日は「資さんうどん」に行きます(行けなかったら済みません)。

鹿児島県で唯一の「資さんうどん」霧島隼人店

 

主な探訪箇所

  


上野原遺跡|霧島市

 南九州を代表する縄文遺跡。遺構としては縄文時代早期の集落跡がとくに著名。人びとが定住を始めた頃の様相が分かる重要な遺跡です。

 早期前葉には、52軒の竪穴住居跡が2条の道筋に沿って造られました。屋外の調理施設と思われる39基の集石や16基の連穴土坑が見つかっています。早期後葉には、壺型土器や鉢形土器を埋めた11か所の土器埋納遺構や石斧埋納遺構が見つかり、何らかの祭祀が行われていたと考えられています。壺形をした土器としては初期のもので珍しく、しかも煤が付着しているものもあり深鉢のように火にあてて使ったのかもしれません。丸い口と四角い口の壺形土器が仲良く並んで埋納されていた遺構も見つかっています。

 早期前葉の南九州では、貝殻によって文様を施した筒形の土器を作りました。それを貝殻文系筒形土器と言いますが、その分布圏は、鹿児島県本土域を中心として、宮崎県や熊本県南部の人吉盆地などの比較的狭い範囲に分布し、南は種子島まで及んでいます。筒形といっても他の地域ではほとんど見られない角筒土器や口縁部分の平面形がレモン形の土器もあります。また、九州最古の土偶も見つかっています。

 

並んで出土した壺形土器の模型(上野原縄文の森展示館にて撮影)

 


上野原縄文の森展示館|霧島市

 上野原遺跡について詳しく解説しており興味深い遺物が目白押し。地下式横穴墓の立体剥ぎ取りも展示。

 霧島市国分上野原縄文の森1-1 0995-48-5701 9:00~17:00 月曜休館

 

 

珍しい角筒土器

 


隼人塚|霧島市

 古代の仏教遺跡です。

 


隼人塚史跡館|霧島市

 「隼人塚」の歴史や由来を紹介するガイダンス施設。隼人とは何かは、ここで理解できると思います。

 


市来貝塚|いちき串木野市

 九州南部の代表的な縄文後期の土器である市来式土器の標式遺跡。

 


鹿児島市立ふるさと考古歴史館|鹿児島市

 貝殻文系筒形土器の型式としては、石坂式、吉田式、前平式などがあり、それらの土器のほか、鹿児島の縄文土器について混和材を含め詳しく解説しています。草創期の掃除山遺跡出土の線刻礫も貴重。弥生土器や土師器も独特。縄文時代から中世に至る不動寺遺跡については、コーナーを設けて紹介しています(ただし遺跡は消滅しています)。

 鹿児島市下福元町3763-1 099-266-0696 9:00~17:00 月曜休館

 

 

28m
天辰寺前古墳|薩摩川内市

 同じ鹿児島県でも大隅と違って薩摩にはあまり古墳は残っていません。そんななか見学できる貴重な古墳です。

 


横岡古墳|薩摩川内市

 この地方独特な墓制である地下式板石積石室の復元が見られます。隼人との関連を考えてみてください。

 

 


薩摩川内市川内歴史資料館|薩摩川内市

 月曜、第4水曜休館。9:00~17:00(16:30)。

 

20~25m
鳥越古墳群1号墳(石室移築)|阿久根市

 南九州最古の古墳。石室が移築され、公園として整備されています。

 


脇本古墳群|阿久根市

 後期から終末期の古墳。

 

長島の古墳

 鹿児島県の北西には、現在は橋でつながっている長島という島があり、なぜかそこには古墳が多くあり、しかも積石塚が多いのです。整備状況が分からないので、行ってみないと見学できるかは分かりませんが、以下の古墳を可能な範囲でめぐります。

 


加世堂古墳|長島町

 終末期に築造された横穴式石室を有する積石塚ですが、帆立貝形という説もあります。

 


指江古墳群|長島町

 140基ほどからなる群集墳で、積石塚。

 


白金古墳|長島町

 6世紀後半に築造された横穴式石室を備えた積石塚。

 

11m
鬼塚1号墳|長島町

 6世紀後半に築造された横穴式石室を備えた円墳。積石塚ではない?

 


小浜崎古墳1号墳・2号墳|長島町

 5世紀に築造された古墳で1号墳は積石塚。2号墳は通有の古墳。

 


明神古墳群|長島町

 海岸の自然丘陵上に築造された約30基からなる群集墳。

 

参加費

2名様参加の場合 ・・・ 69,000円
3~5様参加の場合 ・・・ 59,000円

 

キャンセル料と発生時期

キャンセル料発生日は、開催3ヶ月前で、34,500円とさせていただきます。

 

催行人員

最少は2名様、最大は5名様

 

参加予定メンバー(2月4日現在)

・MTさん
・松山さん
・勝衛さん

以上、男性3名様(残席2名様)


※ニックネームを教えていただいた方のみ掲示します。




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