2022年5月27日(金)~29日(日)に催行した標記のツアーを写真の羅列で振り返ってみます。

 ※説明板の写真はクリックで拡大できるようにしています

 なお、本ツアーでは以下の冊子と、いつものA3版カラーのオリジナル遺跡マップを5枚お配りしました。

1日目 美作


美和山6号墳

推定17m(説)


美和山2号墳

40m(説)
34m(説)


美和山3号墳

40m(説)
38m(説)


美和山1号墳

83m(説)
80m(DB)
1期


津山郷土博物館

津山市山下92
0868-22-4567
公式HP


津山弥生の里文化財センター

津山市沼600-1
0868-24-8413
公式HP


沼遺跡

弘誓山観音寺

天台宗

勝田郡勝央町植月東895
​0868-38-2488
公式HP

植月寺山古墳の墳丘裾から表採された土器片などが保管されている


植月寺山古墳

83m(説)
91.5m(DB)
1期

2日目 出雲(杵築地方)


出雲大社

大社町杵築東195(社務所)
0853-53-3100
公式HP


島根県立 古代出雲歴史博物館

大社町杵築東99-4
0853-53-8600
公式HP

古代出雲について紹介した博物館で、古代出雲大社の社殿の想定復元モデルの展示があり、出雲国風土記に関する展示解説も豊富。

国宝である荒神谷遺跡の銅剣と加茂岩倉遺跡の銅鐸の実物が展示してあり、358本の銅剣に関しては、すべて金ぴかの復元品も一緒に並べてあり圧巻。

ミュージアムショップは書籍類も充実しており、過去の展示図録も販売されているため、予算をふんだんに準備して臨もう。

46
上塩冶築山古墳

46m(説)

築山古墳群

7基の円墳が見つかったが現在はすべて隠滅

100
今市大念寺古墳

100m(説)


出雲弥生の森博物館

大津町2760
0853-25-1841
公式HP


西谷5号墓


西谷4号墓


西谷3号墓


西谷2号墓


荒神谷博物館

斐川町神庭873-8
0853-72-9044
公式HP




荒神谷遺跡について詳しく紹介した博物館。展示してある銅剣の実物は、出雲大社の隣にある古代出雲歴史博物館にあるため、そちらもあわせて見学するとよい。

この施設では荒神谷遺跡が発見された経緯や、最初の発掘の時のフィーバーぶりなどを紹介したビデオを見ることができて必見。

書籍を始めとしてグッズも販売する小さなミュージアムショップもある。


荒神谷遺跡

こうじんだにいせき

出土した銅剣(古代出雲歴史博物館にて2018年10月3日撮影)

1984年に358本の銅剣が発見され、古代出雲の凄さが文献だけでなく考古遺物によって具体的に証明された記念すべき遺跡。

発掘現場は対岸のデッキから見学できるようになっている。

荒神谷博物館よりも奥の方にあるので、車で来た場合は、博物館の隣の駐車場を利用しよう。


加茂岩倉遺跡ガイダンス

加茂町岩倉837-24
0854-49-7885

展示してある銅鐸の実物は出雲歴史博物館で展示してあり、こちらはレプリカであるが、落ち着いて観察するにはむしろこちらの方がいいだろう。もちろん、出雲歴史博物館も併せて見学して欲しい。

遺跡発見当時のビデオが数種あり、その中の一編では佐原真氏などが銅鐸について議論を交わしており興味深い。


加茂岩倉遺跡

荒神谷遺跡での世紀の大発見から12年後の1996年、今度はこの地で道路建設中に銅鐸39個が見つかり、出雲の古代史への注目がさらに高まった。荒神谷遺跡と並んで弥生時代の出雲における二大遺跡。

29
神原神社古墳(移築)

景初三年(239年)銘の三角縁神獣鏡が出土した方墳で、邪馬台国の問題と絡めて考えると非常に興味深い

29×25m(説)

15
松本2号墳

15m(説)

50
松本1号墳

50m(説)
3期

52
松本3号墳

52m(説)
1~2期

7
松本4号墳

7m(説)


西谷9号墓

西谷墳墓群のよすみの中で最大規模を誇り、現状は三谷神社の社殿が載っている。4つの突出部のなかで、社殿奥左側の突出部のみ藪の中にその姿を見ることができる。

境内にはとても詳しい説明板が設置してあり歴史への熱い思いを感じる。

3日目 出雲(意宇地方)


出雲国府跡


出雲国府総社


出雲風土記の丘 展示学習館

松江市大庭町456
0852-23-2485
公式HP

2018年10月4日撮影
2019年10月17日撮影
2019年10月17日撮影

44
岡田山2号墳

44m(説)
前期末~中期頃(説)

24
岡田山1号墳

24m(説)
10期


ガイダンス山代の郷

松江市山代町470-1
公式HP

42
大庭鶏塚古墳

おおばにわとりづかこふん
山代・大庭古墳群

西側の南側の2辺に造出を備える珍しい後期方墳
42m(説)

94
山代二子塚古墳

山代・大庭古墳群

94m(説)

45
山代方墳

山代・大庭古墳群

43×45m(説)


山代原古墳

山代・大庭古墳群

以前は永久宅後古墳と呼ばれていた


出雲国分寺跡


古道

出雲国分寺の南門から南に延びる幅6mの石敷道で、出雲国分寺跡とともに国指定史跡になっている


出雲国分尼寺跡

50
造山2号墳

造山古墳群
(史跡名称は荒島古墳群)

50m(説)
9期

「古代出雲王陵の丘」という総称で、複数の地区のよすみや古墳が整備されているが、全体像がつかみづらい。

その理由の一つとして、通称や公園名で呼んでいる名前と国史跡としての名前が違うところがあげられる。

「古代出雲王陵の丘」の全体像を掴むにはまずは造山公園を訪れることをお勧めする。

造山公園のある場所は造山古墳群と呼ばれているが、現状では前方後方墳の2号墳と方墳の3号墳、4号墳のみ見学できる状態になっている。ただし、2号墳から3号墳へ行くには降り道を3~4分くらい歩く必要があるため、戻ってくるときは当然登り道になる。

60mの方墳である1号墳は見学できず残念。

説明板は多数設定されているが、かなり劣化が進んでおり読めないものもある。

最高所にある2号墳からの眺望は素晴らしいので、麓の駐車場から頑張って登ろう。
眼下には山陰本線が通っており、どうやら鉄道の撮影にも適しているようだ。

13
造山4号墳

造山古墳群

13m(説)

40
造山3号墳

造山古墳群

40×30m(説)

25
塩津山1号墳

塩津山墳墓群
(史跡名称は荒島古墳群)

25×20m(説)

塩津山4号墳

塩津山墳墓群

前期

8
塩津山2号墳

塩津山墳墓群

8m(説)

宮山Ⅳ号墓(宮山4号墳)

宮山墳墓群
(史跡名称は仲仙寺古墳群)

弥生時代に築造された「よすみ」の宮山Ⅳ号墓の上に、4号墳が築造されている

完全消滅した1号墳は57mの前方後方墳


竪穴住居跡

23.7
宮山3号墳

宮山古墳群
(史跡名称は仲仙寺古墳群)

23.7m(DB)
8期

宮山2号墳

宮山墳墓群
(史跡名称は仲仙寺古墳群)


仲仙寺9号墓

仲仙寺墳墓群
(史跡名称は仲仙寺古墳群)