最終更新日:2025年1月28日
200m以上の古墳の数は隠滅したものを含め40基で、すべて前方後円墳です。
注意事項
・2025年1月15日にページレイアウトを変更しました
・写真はすべて稲用が撮影したものを使用しています
・稲用が訪れたことのない古墳は「未探訪」を表示します
・隠滅してしまった古墳もランキングに含めます
・アイコンの形状は古墳の形状を示し、赤は前期、青は中期、黄は後期、緑は終末期、黒は不明を示し、半透明は湮滅していることを示します
・墳丘長は、原則的には説明板に記載された値ですが、説明板が設置されていなかったり、説明板に記されている数値があきらかに古い情報であることが分かる場合は、各自治体のHPや市販の書籍、あるいは、奈良女子大謹製の「全国古墳データベース」を参照しています
・古墳の大きさや築造時期は研究の進展によって変わりますので、本ページの内容が絶対合っているとは思わないでください
・稲用が知らないことは沢山あるので、知ってしまったタイミングでランキングが変動することがあります
1位 525m
(*1)525m+(*)
大山古墳(大仙陵古墳)
だいせんこふん(だいせんりょうこふん)
大阪府堺市堺区大仙町
仁徳天皇・百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)
円筒Ⅳ式
ON46
(*)2016年の宮内庁の調査
2位 425m
3位 365m
4位 350m
5位 335m
6位 330m
7位 300.3m
8位 300m
9位 290m
10位 282m
11位 280m
12位 270m
13位 267m
267m(*7)
五社神古墳
ごさしこふん
奈良県奈良市山陵町
神功皇后・狹城盾列池上陵(さきのたたなみのいけのえのみささぎ)
円筒埴輪(黒斑・B種ヨコハケによる個体無い・主に円形スカシで方形スカシが若干・ひれ付有り・突帯の貼り付けには凹線技法)
14位 253m
15位 245m
16位 242m
17位 238m
18位タイ 230m
230m(*5)
西殿塚古墳
にしとのづかこふん
奈良県天理市中山町
手白香皇女(継体天皇皇后)・衾田陵(ふすまだのみささぎ)
特殊器台形土器・特殊器台形埴輪・特殊壺形埴輪の文様構成上はⅠ~Ⅲ類(宮山型・都月型2類)に分類されるため1期に思えるが、無文の破片もあり、一部に円筒埴輪が含まれている可能性があり、そうなると2期か
20位 227m
227m(*7)
宝来山古墳
ほうらいさんこふん
奈良県奈良市尼ヶ辻町
垂仁天皇・菅原伏見東陵(すがわらのふしみのひがしのみささぎ)
説明板なし
埴輪編年Ⅱ期古層(「HJ第229・443-7次出土埴輪からみた菅原東遺跡と宝来山古墳」村瀨陸/著)
21位 226m
22位 225m
23位 224m
24位 220m
25位 219m
26位 218m
27位 215m
28位タイ 210m
31位 208.5m
32位 208m
33位タイ 207m
207m
桜井茶臼山古墳
さくらいちゃうすやまこふん
奈良県桜井市外山647
墳丘登頂可能古墳全国10位
吉備系の埴輪は無く箸墓の前方部で見つかった東海系かと思われる壺型埴輪に近い形態の壺型埴輪が後円部の丸太垣腐朽後の陥没溝内から出土(*4)
35位 206m
36位 203m
37位タイ 200m
200m
念仏山古墳(湮滅)
ねんぶつやまこふん
兵庫県神戸市長田区つ
円墳の可能性あり

【註】 *1 世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産には、以下の49基の古墳が含まれます。 百舌鳥古墳群から以下の23基 仁徳天皇陵古墳(1位・大山古墳)、履中天皇陵古墳(3位・上石津ミサンザイ古墳)、ニサンザイ古墳(7位・土師ニサンザイ古墳)、反正天皇陵古墳(田出井山古墳)、御廟山古墳、いたすけ古墳、茶山古墳、大安寺山古墳、永山古墳、源右衛門山古墳、塚廻古墳、収塚古墳、孫太夫山古墳、竜佐山古墳、銅亀山古墳、菰山塚古墳、丸保山古墳、長塚古墳、旗塚古墳、銭塚古墳、寺山南山古墳、七観音古墳、善右ヱ門山古墳 古市古墳群から以下の26基 津堂城山古墳、仲哀天皇陵古墳、鉢塚古墳、允恭天皇陵古墳、仲姫命陵古墳、鍋塚古墳、助太山古墳、中山塚古墳、八島塚古墳、古室山古墳、大鳥塚古墳、応神天皇陵古墳(2位・誉田御廟山古墳)、誉田丸山古墳、二ツ塚古墳、東馬塚古墳、栗塚古墳、東山古墳、はざみ山古墳、墓山古墳、野中古墳、向墓山古墳、西馬塚古墳、浄元寺山古墳、青山古墳、峯ヶ塚古墳、白鳥陵古墳 *2 国指定史跡「古市古墳群」には、以下の古墳が含まれます。 応神天皇陵古墳外濠外堤(2位・誉田御廟山古墳)、仲津山古墳(9位)、墓山古墳、城山古墳(津堂城山古墳)、古室山古墳、大鳥塚古墳、峯ヶ塚古墳、赤面山古墳、助太山古墳、鍋塚古墳、野中古墳、鉢塚古墳、はざみ山古墳、青山古墳、蕃所山古墳、稲荷塚古墳、東山古墳、割塚古墳、唐櫃山古墳、松川塚古墳、浄元寺山古墳、白鳥陵古墳周堤、仲姫命陵古墳周堤 *3 国指定史跡「百舌鳥古墳群」には、以下の古墳が含まれます。 ニサンザイ古墳周濠(7位・土師ニサンザイ古墳)、御廟山古墳内濠、乳岡古墳、いたすけ古墳、長塚古墳、収塚古墳、塚廻古墳、文珠塚古墳、丸保山古墳、御廟表塚古墳、ドンチャ山古墳、正楽寺山古墳、鏡塚古墳、善右ヱ門山古墳、銭塚古墳、グワショウ坊古墳、旗塚古墳、寺山南山古墳、七観音古墳 *4 『古墳からみた倭国の形成と展開』(白石太一郎/著・2013) *5 『天理の古墳 100』(天理市教育委員会/編・2015) *6 『生目古墳群とみやざきの古墳群』(宮崎市教育委員会/編・2019) *7 『シリーズ「遺跡を学ぶ」093 ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』(今尾文昭/著・2014) 【全国にある古墳の数】 平成28年度の文化庁の資料によると、文化庁が把握している全国の古墳の数(周知の埋蔵文化財包蔵地数)は、墳丘を持ついわゆる普通の「古墳」である高塚古墳と墳丘を持たない横穴墓を合わせて、現存している物は、137,362基で、消滅した物は、18,218基とされ、合計159,636基となっています(現存と消滅を合わせると合計が合わないので、この資料も完ぺきではありません)。 ⇒文化庁「埋蔵文化財関係統計資料 平成28年度」 ただし、研究者や古墳マニアの間では実際にはもっとたくさんの古墳があると囁かれており、その数は30万基とも言われています。 【陵墓とは】 陵墓とは、皇室典範第27条「陵墓」によると、天皇・皇后・太皇太后・皇太后を葬る所を「陵(みささぎ)」と呼び、その他の皇族を葬る所を「墓(はか)」と呼び、それらを合わせて「陵墓」と呼びます。 宮内庁のHPによると、陵墓は1都2府30県に存在し、陵が188、墓が555、分骨所・火葬塚・灰塚など陵に準ずるものが42、髪歯爪塔などが68、陵墓参考地が46があり、総計は899ですが、箇所数としては同域のものもあるため、460箇所となります。 私たちが一般的に「天皇陵」と呼んでいる陵の一覧に関しては下記にあります。 ⇒宮内庁HP内の「天皇陵」のページ |