最終更新日:2024年11月11日
※自治体ごとに示し、自治体の並び順は五十音順です。
※一覧の見方に関しては、こちらをご覧ください。
目次
あさぎり町
新深田遺跡
南九州独自の墓制である板石積石室墓が見つかった。4C~5C初頭の築造。
20220503P
阿蘇市
【食事】お食事処 峠
阿蘇市一の宮町
ちゃんぽんも美味しいし、よく味の染みたおでんは1本100円で楽しめる
荒尾市
80
三の宮古墳
6世紀に築造された前方後円墳。墳丘長は現存では60mほどだが復元すると80mほどになる。前方部には三の宮神社があり、古墳の一部と考えられる赤色顔料が塗布された石材があり、装飾古墳の可能性がある。
神社には、武装石人が安置されており、国の重要美術品と熊本県の重要文化財に指定されている。赤く彩色した形跡が残っている。
なお、三の宮古墳は、装飾古墳である福岡県大牟田市の萩ノ尾古墳の西側徒歩数分の場所に所在する。荒尾市と大牟田市は江戸時代以降繋がりが強く、現在も街は一体化している。県境を越えての合併を望む声もあるようだ。
20241026A
宇土市
曽畑貝塚
20220502P
90
向野田古墳
むこうのだこふん
未盗掘状態の竪穴式石室を調査。推定420㎝という全国2位の長さの刳抜式舟形石棺の中に30代後半くらいの被葬者が埋葬されていた。つまりは女王だ。
墳丘は北西を向く3段築成で、埴輪・葺石あり。ただし、やたらと朝顔形円筒埴輪を並べていた。現在は前方部は消滅している。
20220502P
20240317A
46
楢崎古墳
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宇土市郷土資料室
宇土市内の遺跡から出土した考古遺物が展示され、向野田古墳についても詳しく解説している。
20220502P
20240317A
宇土城跡伝三ノ丸跡出土の装飾石材
宇土市立図書館・郷土資料館の敷地内にある。駐車場から建物に向かて右側。
宇土城の石垣の石材であるが、装飾古墳の石室の一部で線刻画が残っている。
20220502P
20240317A
熊本市中央区
熊本博物館
古京町3-2
096-324-3500
月曜休館
9時~17時
20220503P
肥後国府跡
標柱・説明板等なし
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肥後国分寺跡
20220502P
熊本市南区
塚原古墳群
読み方は「つかわら」だったり「つかはら」だったりどっちか分からない。
古墳時代の方形周溝墓や石棺墓などを含めると500基ほどの墓があると推定される巨大な墓域。そのうち、方形周溝墓を含め77基も復元されている。方形周溝墓は4C後半から5C中頃まで造られ、5C後半から6C前半頃までは小円墳が築造された。群集墳としては初期群集墳に該当する。
器材形埴輪は、九州ではあまり見つからず、塚原古墳群からは一点も見つかっていないが、石製表飾は2点見つかっている。
61
琵琶塚古墳
6Cの築造。主体部は竪穴系で家形石棺を安置。
20220503P
20240317A
塚原20号墳
20220503P
20240317A
塚原18号墳
20220503P
20240317A
塚原15号墳
20220503P
20240317A
北原田古墳
20220503P
20240317A
塚原歴史民俗資料館
宇城(うき)地域の遺跡から出土した遺物が展示してある。ご当地独特な土器もあって面白い。
沈目遺跡出土の石器としては、類ナイフ状石器と縁辺部を鋸歯状に加工した削器(スクレイパー)があり、遺跡が中期旧石器時代(ホモサピエンス以前)に遡る可能性がある。
城南町塚原1924
0964-28-5962
月曜休館
9時~17時
20220503P
20240317A
玉名町
50
大坊古墳
だいぼうこふん
6C前半~中頃の築造。
毎年春と秋の一斉公開日に公開されることが多い。
20220502P
20240316A
石貫穴観音横穴
毎年春と秋の一斉公開日に公開されることが多い。
石貫ナギノ横穴群
石貫ナギノ8号横穴墓
20240316A
石貫ナギノ6号横穴墓
こちらは入口までよじ登るのが困難で内部は見学していない
20240316A
石貫ナギノ10号横穴墓
20240316A
【ラーメン】ふじもと食堂
美味しい醤油ラーメンが食べられるぞ
和水町
120
松坂古墳
清原古墳群
熊本県で2番目に大きい古墳
20221111A
和水町歴史民俗資料館
なごみまちれきしみんぞくしりょうかん
江田302 肥後民家村内
20201003
20221111A
20240315A
石人広場
20201003
20221111A
20240315A
【ホテル】ホテルAZ 熊本和水店
九州を車でめぐる際にはAZがお勧めだが、熊本和水店は夕飯バイキングもお勧め。
氷川町
98
中の城古墳
野津古墳群
野津古墳群には、湮滅した天堤古墳のほか、姫の城古墳、物見櫓古墳、中の城古墳、端の城古墳の計5基の比較的大型の前方後円墳から構成される。
築造時期に関しては、集成編年だと6~7期とされているが、現地説明板では、6世紀としている。
現存する4基は、国指定史跡だが、現地説明板は県指定史跡当時のままでアップデートされていない。
古墳群最大の中の城古墳の墳丘長は、前方後円墳データベースによると98mとなっているが、墳丘に登るともっと大きな古墳に見える。
素晴らしい古墳群なのだが、説明板が貧弱なのがもったいない。
20240317A
66
端の城古墳
野津古墳群
説明板には、墳丘全体が公園化されていると記されており、過去には古墳群全体を整備したようだが、現在はあまり管理が行き届いていないようだ。ただし、3月中旬に訪れたときには下草はほとんど生えていなかったため、古墳散策をするには問題はなかった。
端の城古墳からは、周溝らしき場所で円筒埴輪が見つかっている。
なお、端の城古墳の脇には駐車場らしきものがあるので、車で来るときは端の城古墳を目指してくると良いかもしれないが、運転が苦手な人は気を付けたほうが良いだろう。端の城古墳の近くには使用できるか不明な遺跡のようなトイレがある。
20240317A
72
物見櫓古墳
野津古墳群
野津古墳群の他の古墳と比べると、前方部と後円部との比高差があるため、古墳群の中では古手になりそうだ。
周囲に溝があるのだが、周溝ではないようだ。
20240317A
85
姫の城古墳
野津古墳群
幅14mの周溝を持ち、円筒埴輪や須恵器が見つかっているほか、サシバやキヌガサ形の石製品が出ているということなので、この地まで石製表飾の文化圏であったことが分かる。
20240317A
85
姫の城古墳
野津古墳群
幅14mの周溝を持ち、円筒埴輪や須恵器が見つかっているほか、サシバやキヌガサ形の石製品が出ているということなので、この地まで石製表飾の文化圏であったことが分かる。
20240317A
123
大野窟古墳
おおのいわやこふん
主体部は阿蘇溶結凝灰岩を使用した切石積みの横穴式石室。全長は12.4mで、玄室の高さは6.48あり、国内最高を誇る。石室自体は随時開口しているが、フェンスと有刺鉄線によって入れないようになっている。
出土遺物は、陶質土器(朝鮮半島製)が1点で、石製表飾品も出ている。
墳丘に関しては、野津古墳群と同様にアップデートされていない現地説明には円墳とあるが、平成15年度から20年度の発掘調査によって墳丘長123mの前方後円墳であることが分かった。熊本最大の前方後円墳である。
20240317A
八代市
八代市立博物館未来の森ミュージアム
八代城跡が隣にあるためか、城関係の展示が豊富で古代は少なめ。ただし、大鼠蔵(おおそぞう)東麓1号墳の線刻画のある石室材の実物など貴重な物も多く興味深い。展示室は写真撮影NG。
20240317A
山鹿市
山鹿市出土文化財管理センター
20220502P
寒原遺跡第2号小円墳
20201003
20201030C
20201204C
20210327C
20211212C
20221110A
20240316A
27
寒原古墳
かんばるこふん
20201003
20201030C
20201204C
20210327C
20211212C
20221110A
20240316A
27×23
馬不向古墳
うまむかずこふん
東西27m×南北23m
20201003
20201030C
20201204C
20210327C
20211212C
20221110A
20240316A
馬不向2号墳
20201003
20201030C
20201204C
20210327C
20211212C
20221110A
20240316A
馬不向3号墳
20201003
20201030C
20201204C
20210327C
20211212C
20221110A
20240316A
塚原古墳
20201003
20201030C
20201204C
20210327C
20211212C
20221110A
20240316A
28×31
下原古墳
しもばるこふん
東西28m×南北31m
20201003
20201030C
20201204C
20210327C
20211212C
20221110A
20240316A
チブサン古墳
特定公開日に見学できる。石室内の撮影はNG。
現在の石室入口は、築造当時の場所ではない。
20240316A
20241026A
オブサン古墳
20240316A
39.5
横山古墳
よこやまこふん
移築復元
20201003
20240316A
鍋田横穴
20240316A
20241026A
山鹿市立博物館
写真撮影NG
20221110A
20240316A
20241026A
熊本県立装飾古墳館
鹿央町岩原3085
20201003
20201030C
20201204C
20210327C
20211212C
20221110A
20240316A
鞠智城
663年の白村江の戦の敗戦後に西日本各地に造られた古代山城の一つで、いわゆる朝鮮式山城。
周囲の長さは3.5kmに及ぶ(鬼ノ城は2.8㎞)。珍しい八角形建物跡をはじめとして72棟の建物跡が見つかり、八角形建物など4棟が想定復元されている。
20221110A
20240315A
鞠智城・温故創生館
20221110A
20240315A