【gooブログから】【宗像古代史探訪その4】気分は玄界灘の波頭を越えて進む遣唐使【鎮國寺・桜京古墳・フェリー乗船】

 2011年に開始し、2022年以降は開店休業中の私のgooブログですが、gooブログ自体が2025年11月18日にサーヴィスを終了することになりました。

 当初は、何千本も書いた記事はそのまま消えていってもよいと思ったのですが、自分で書いておきながら個人的に興味深い記事は、ひとまずこちらにコピペしておくことにしました。

 基本的には当時書いた文章の修正はしないので、知識・経験不足からくる奇妙な点もあると思いますが、ご了承ください。

 ※画像は2025年11月19日以降は表示されませんが、もし時間があれば表示できるように再アップします。

 ※本記事は、2017年8月25日に投稿した記事です。


2017年8月20日(日)の探訪レポート

 ⇒ 【gooブログから】【宗像古代史探訪その3】道の駅でも海の駅でもないよ【海の道むなかた館】

 明後日の日曜日は、クラツーで世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺跡群」についてお話しするのですが、いつものごとく、まだレジュメができていません。

 大体の構想はできているので、こうして先日行ってきた宗像探訪のルポを書きながら、私の脳内では徐々に企画が固まって行っています。

 明日はお掃除が休みなので、終日レジュメ作りに集中しますよ。

 そしてクラツーのスタッフの方々にはご迷惑をお掛けしてしまうのですが、レジュメの提出は講座当日の朝ということになりそうです。

*     *     *

 海の道むなかた館を出るとちょうどお昼です。

 でも今日は朝ご飯をたくさん食べたせいか、まだそれほどお腹が空いていません。

 どこかの食べ物屋さんに寄ったがためにフェリーの時間に間に合わなくなるのは嫌ですし、そんな時間があったら一つでも史跡を見たいです。

 ということで、鎮國寺へ行ってみましょう。

 車を巡航させてすぐに鎮國寺の参道入口へ到着しました。

 

 参道入口は玄界灘に注ぐ釣川の支流樽見川沿いにあります。

 樽見川の上流を見る。

 

 下流を見る。

 

 坂道を上がって行くと広い駐車場に到着しました。

 でも、どっちが境内かな?

 適当に歩くと境内が見つかりました。

 

 鎮國寺は高所にありますが、見晴らしが良いとは言えません。

 

 本堂。

 

 本堂は靴を脱いで上がれるようになっていますが、トレッキングシューズの紐を解くのが面倒なのでお邪魔せずに退散します。

 鎮國寺は屏風山と号する真言宗御室派のお寺で、本尊である大日如来・釈迦如来・薬師如来は、宗像三柱の本地仏です。

 9世紀頃に本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)というのが定着したのですが、本地垂迹説では日本古来の神様は仏教の仏さまが仮に姿を現したもの(権現)と考えます。

 その本来の仏さまのことを本地仏といい、宗像三女神の正体が大日如来・釈迦如来・薬師如来というわけですね。

 創建に関しては、大同元年(806)に日本にやってきた弘法大師空海が開創したと云われています。

 では、神湊へ向かいましょう。

 車を巡航させていると「桜京古墳」という看板が見えたので、それの指し示す方向へ行ってみます。

 細い路地、というか車が一台通れるほどの幅の畦道へ入ると、どうもこれ以上車で入って行ったら戻れなくなりそうな予感がしたので、やや広くなった箇所に車を停めます。

 遠くの山を見ると何やら看板が見えますね。

 

 桜京古墳の説明板でしょうか。

 近接してみましょう。

 ・・・え?

 

 なんだー。

 かつて整備されていた形跡が残っていますね。

 

 無理に藪こぎして行けば行けないこともないでしょうが、今は季節が夏ですし、どんな生物が潜んでいるか分からないので怖気づいて帰ります。

 あの山のどこかに桜京古墳があんだろうなあ。

 

 ちなみに、桜京古墳は6世紀後半に築造された墳丘長39mの小さな前方後円墳です。

 このスペックだけだと特に特徴がないのですが、実は横穴式石室の壁には装飾が施されているのです。

 こういった装飾古墳は全国で約700基あるそうです。

 そしてその装飾が発見されたのは昭和46年のことなのですが、見つけたのは考古学が大好きな地元の高校生たちでした。

 彼らは高校の学園祭で宗像の遺跡について発表するために地元を調査していたのですが、そのとき入口が開いていた桜京古墳の石室に潜入したのです。

 石室は暗いし狭いので入るのに勇気がいると思いますが、さすが高校生ですね。

 彼らが懐中電灯で照らした壁面に鮮やかな赤・緑・白で塗り分けられた三角文が浮かび上がりました。

 全国的に見ても中学生や高校生が貴重な遺跡や遺物を見つけるケースってよく聞きますね。

 ※帰宅してから気付きましたが、説明板が通りから路地に入る角にあるようです。

 さて、桜京古墳は見れませんでしたが、大島へ渡るべく神湊へ向かいましょう。

 12時40分に神湊の第一駐車場に到着。

 お、ほとんど満車じゃん。

 私の車の次に入ってきた車で満車になりました。

 車から降りるとそこは海。

 

 わーい、海だー。

 

 海っていいよね。

 

 泳げないけど、いいよね。

 フェリーターミナル。

 

 おー、波止場だ!

 

 玄界灘の波止場なんてまるで演歌の世界みたいだね。

 湊に来ればなにか食べ物屋さんでもあるのかと思ったら無いですね。

 お腹空いてきた。

 リュックには菓子パンが2個入っているので、ここでコロッケパンを食べます。

 切符を買おう。

 

 大島まで560円ですよ。

 ターミナルの2階は展望バルコニーになっています。

 あれがこれから行こうとしている大島だな。

 

 ※註:これは勘違いで神湊から見えている島は地島です(2025年8月16日追記)

 で、今更ながら何で大島へ渡るのかというと、さきほどは宗像大社の辺津宮に参拝しました。

 宗像大社の祭神は俗に「宗像三女神」と呼ばれる3柱の女神さまなんですが、これから訪れる大島にある中津宮には湍津姫神(たぎつひめのかみ)がおり、大島からはるか玄界灘上にある沖津宮を遥拝できるのです。

 お、船がやってきた!

 

 まだ出港まで時間がありますが、乗船口へ行きます。

 「おおしま」が着岸します。

 

 タラップの取りつけ作業。

 

 大島からやってきた人たちが続々と降りてきます。

 全員が下船したあと、今度は私が乗りこみますよ。

 やったー、一番乗り!

 

 別に一番乗りだからと言ってどうってことはないのですが、座席には座れますね。

 

 一番後ろに座ります。

 

 13時50分、出港。

 煙突からは黒煙が。

 

 大島までは25分で着くようです。

 

 天気も上々、爽やかな風に吹かれてとてもいい気分。

 

 今日はこんな気持のいい天候ですが、私がご案内するこちらのツアーのときは9月30になっていますし、もしかしたら寒いかもしれないのでその辺の対策はしてきた方がいいでしょうね。

 先ほどまでいた神湊が随分遠くになりました。

 

 そろそろ大島に到着ですね。

 

 ではこれから大島散策を始めますよ。

 ⇒ 【gooブログから】【宗像古代史探訪その5】八王子城よりきつかった【宗像大社中津宮・御嶽宮】

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です