姫塚古墳|長野県飯田市【AICT開催レポート】第118次現地講座「南信の縄文と飯田古墳群」その10

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姫塚古墳

 今回の現地講座は、お客様からのリクエストによって造成したのですが、個人的には昨年(2022年)4月に飯田古墳群を探訪しています。

 ただしその時は時間の関係で、横穴式石室が開口している古墳は、姫塚古墳のみ訪れました。その姫塚古墳を再訪します。

 確か墳丘に神社があって、その敷地以外は整備されていなかったと思いますが、近づいてみて思い出しました。

 そうそうここだ。

 説明板を読んでみましょう。

 姫塚古墳は、6世紀前半に築造された墳丘長40mの前方後円墳です。

 今日は今まで6世紀前半の古墳を良く見ますが、規模的には首長墓級には届かず、地域ナンバーツーの人物の墓かもしれません。

 横穴式石室の平面形は、今までとはまた違いますよ。

 今度は玄室が左片袖です。

 では、石室に入ろうと思いますが、羨道部分の天井石はすでになく、その代わり神社へ向かう道として石橋が渡されています。

 この石橋の下が羨道なわけなのですが、石室に入るために一段降りなければなりません。墳丘から落っこちないように注意して降ります。

 入口から覗くとベンガラの赤が目立ちます。

 左片袖の玄室に入りました。

 姫塚古墳は、玄室内に入っても天井が高くならず、その点は高岡1号墳と同じです。

 ワンルーム石室である点も同じで、奥壁の最下段に大きめの鏡石を設置している点や石室内をベンガラで塗っているところも同じです。

 ただ、高岡1号墳は片袖ではないので、その違いは大きいように思えます(実は、高岡1号墳の石室の平面形はあまりきちんと把握できていないので、後日きちんと調べてみます)。

 振り返ると左片袖であることが良くわかり、石橋が見えます。

 個人的には片袖の石室ってあまり馴染みが無くて、そのせいか、片袖の石室に入ると異様に興奮します。

 姫塚古墳でも面白い石室に入ることができました。

 しかしこの山が気になる。

その11はこちら

 



 

 

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